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ウイルスを死滅させるヒト型抗体酵素を開発 2013年07月

2013年07月06日 | Weblog 

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※- ウイルスを死滅させるヒト型抗体酵素を開発 2013年07月05日

7月05日、体内に入った「インフルエンザ・ウイルス」を無力化させるヒト型の抗体酵素の作製に世界で初めて成功した。

大分大の「宇田泰三」客員教授(生物工学)や「一二三(ひふみ)恵美」教授(生命科学)らの研究チームが、7月05日付の米生化学専門誌「ジャーナル・オブ・バイオロジカル・ケミストリー」に発表した。

研究チームは新たな特効薬開発を目指し、近く臨床試験に乗り出す。

タミフルなど既存の治療薬はウイルスの増殖を抑える効果にとどまるが、この抗体酵素を使った新たな治療薬が完成すれば、ウイルスを直接死滅させる効果が期待できるという

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2 コメント

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実用化は無理でしょう (同級生)
2013-09-08 23:00:59
なかなかセンセーショナルな記事ですが、スーパー抗体酵素の酵素活性が余りにも小さいので実用化には至らないでしょう。、専門的には酵素活性の指標となるKcatがE-9オーダーである。通常の酵素の最小値である1.0(リゾチーム)より1億分の1である。酵素活性が小さ過ぎて、ウィルスを実用的に不活化することは難しいでしょう。
抗体酵素の酵素活性がわかりましたが、やはり小さい。 (同級生)
2013-09-16 14:30:30
文献を読んでみました。スーパー抗体酵素と呼ばれている抗体酵素の酵素活性値がわかりました。ターゲットをインフルエンザのDNAと想定して、pBR322というDNAを基質(切断する対象)として、酵素活性は1.7E-4(sec-1)です。この値は、酵素活性値が最小とされるリゾチーム(1.0 sec-1)の1万分の1です。このことからも、実用化はとうてい無理でしょう。

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