“風の道草” ・ かぜのみちくさ View Japan-景趣- 3

☆・Made in Japan を、せめて、半分は買おう!!
☆・国内経済の安定は国内生産消費サイクルから!!

“風の道草” 「かぜのみちくさ」 View Japan-景趣- 3

※- フランスTV も注目日本の『 特捜検察 』とマスメディア
日本語の字幕が出ます
文字が小さいので、初めから「全面画面」で視てください
「正力松太郎」(読賣新聞)は、CIAのスパイだった!!

日本語字幕に関して、日本の大手新聞テレビ局が報道しない理由を的確に述べています。
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インフル新薬に『耐性持つウイルス』 2019年01月

2019年01月29日 | Weblog 

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※- インフル新薬『耐性持つウイルス』 2019年01月29日

2019年01月29日・インフル薬耐性菌

1月29日、NHK website -: 去年から販売がはじまった「新しいインフルエンザの治療薬『ゾフルーザ』 」 について、この薬が効きにくく変化した耐性ウイルスが検出されたことが国立感染症研究所の調査で明らかになりました。

専門家は耐性ウイルスには不明な点があることから十分に検討して使用すべきだと話しています。

治療薬「ゾフルーザ」 児童2人から耐性ウイルス検出

インフルエンザ治療薬の「ゾフルーザ」という名前で販売されている、「バロキサビルマルボキシル」は、去年3月に販売が始まったばかりで、これまでよりも少ない1回の服用で効果が期待できるとされています。

国立感染症研究所が定期的に行っているインフルエンザの調査で、先月、この薬を使った小学生2人から薬が効きにくく変化した耐性ウイルスが検出されたということです。

耐性ウイルスはこの薬の効果が大幅に低下していましたが、ほかの4つのインフルエンザ治療薬は効果があったということです。

この耐性ウイルスに病原性があるかなど詳しい性質はわかっていないということです。

「ゾフルーザ」を製造する塩野義製薬が国の認可を受けるために行った臨床試験では、成人では9%余り、12歳未満の子どもでは23%余りで耐性ウイルスを検出したということです。

また、耐性ウイルスが検出された患者は、発熱などの症状が出る期間が一般の患者よりも成人では13時間余り長くなったとしています。

製造する会社「現在解析行っている」

塩野義製薬は「薬を使うことでウイルスが耐性を持つことは認識しており、このウイルスが病原性があるのかどうかなど現在解析を行っている。今後、詳細がわかり次第、速やかに情報を公表していきたい」とコメントしています。

医師「非常に大きなメリット 十分検討して使用を」

日本感染症学会のインフルエンザ委員会の委員を務めるけいゆう病院の菅谷憲夫医師は「この薬は1回の服用で効果が出るなど、非常に大きなメリットがある。一方で、耐性ウイルスが出やすく、変化したウイルスにどのような病原性があるかなど性質には不明な点があることから十分に検討して使用すべきだ」と話しています。

日本では5種類の薬

日本で認可されているインフルエンザ治療薬は「ゾフルーザ」のほか、タミフルなど従来から使われている4種類の薬の合わせて5種類あります。

タミフルなど従来のインフルエンザの治療薬は、細胞の中で増えたウイルスが、細胞の外に出ることを妨げることで効果を発揮します。

一方、ゾフルーザはウイルスが細胞の中で増えることを妨げる薬です。

タミフルは1日2回、5日間服用するほか、薬を吸入して使うリレンザも1日2回、5日間使用するとされています。

ゾフルーザはウイルスの増殖を抑えるため1回の服用ですみ、医療現場ではその使いやすさが評価されています。

しかし、『ゾフルーザ を製造する塩野義製薬が国の認可を受けるために行った臨床試験では、成人の=9.7%、12歳未満の=23.4%に耐性を持つウイルスが検出されたという結果が報告されています。

また、耐性ウイルスが検出された患者は、発熱などの症状が出る期間が一般の患者よりも成人では13時間余り長くなったとしています。

国立感染症研究所の調査では、タミフルは耐性ウイルスが検出される割合が=1% から 2% ほど。。 リレンザ』 はこれまで耐性ウイルスが検出された報告はないとされていて、ゾフルーザは耐性ウイルスが出現しやすい傾向があると指摘されていました。

今回、検出された耐性ウイルスに対して、ゾフルーザの効果は大幅に低下していましたが、ほかの4つの薬は効果があったということです。

耐性ウイルスにはどのような病原性があるかなど、まだ不明な点が多く、国立感染症研究所や製薬会社などがウイルスの分析を進めていて、ゾフルーザについて専門家は、十分に検討して使用すべきだと話しています

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自動車スマートキー・『リレーアタック窃盗』 2019年01月

2019年01月28日 | Weblog 

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※- 自動車スマートキー・『リレーアタック窃盗』 2019年01月28日

2019年01月28日・自動車・リレーアタック

1月28日、NHK website -: スマートキーの仕組みを悪用して車を盗む「リレーアタック」と呼ばれる新たな手口は、去年9月に大阪市と東大阪市で確認されました。

警察によりますと、いずれも車は盗まれず未遂に終わりましたが、防犯カメラに、特殊な機械を使ってロックを解除し車を盗もうとするような様子が映っていたということです。

このうち、東大阪市の住宅では去年9月23日、駐車スペースに止めてあったトヨタの高級車レクサスを盗まれそうになりました。

住宅の玄関先に設置された防犯カメラの映像です。

盗まれそうになった黒色のレクサスは、手前の白いバンの奥にあります。画面の左から男が現れます。

帽子とマスクを身に着け、リュックを前に抱えた男はリュックから延びたコードのようなものを上に掲げて玄関の前をうろうろします。

次の瞬間。レクサスのドアのロックが解除されたことを示すランプが点滅します。このとき、画面の奥には、もう1人の姿も確認できます。

しかし、このあと玄関前にいた男は、慌てた様子でその場から走り去ります。

防犯カメラに映っていた2人は窃盗グループとみられ、ドアのロックを解除したものの、人が通りかかったため逃走したとみられています。

「リレーアタック」の手口では、車のそばにいる人物が電波を増幅する役で、玄関前の男がコードのようなものを掲げてその電波をスマートキーに中継する役だとみられます。

レクサスの所有者の男性は、ハンドルロックが外されていたため、盗まれそうになったことに気付き、車体を確認しましたが、ドアをこじあけたような跡はありませんでした。

男性は「何で開いたんだろうなっていうだけですね。もともと防犯がしっかりしている車だから安心していた。この車、まさかとられるとは思っていなかったので」と話していました。

また犯人がまだ捕まっていないため、「また盗まれるのでは」という思いが消えないといいます。

男性は「鍵とか玄関においてても、すぐに開くから、次にいつ来るのか、憤りと不安でいっぱい」と話していました。

微弱な電波を増幅し、スマートキーに中継

「リレーアタック」は、離れた場所にある車とスマートキーの電波を中継してロックを解除し車を盗む手口です。

スマートキーは、鍵穴に差し込まなくても、持ったまま車に近づけば、ドアハンドルを触るだけでロックが解除され、エンジンもかけられます。

ポケットやかばんに入れておけば取り出さずにドアを開けられるため利便性が高く、今はほとんどの車で普及が進んでいます。

スマートキーの仕組みです。
車からは、微弱な電波が1メートルほどの範囲で出ています。離れていればスマートキーから電波は出ませんが、車に近づけて車からの電波を受信すると、キーからも電波が出ます。

このとき、正しいキーなのかどうか、IDの照合が行われます。照合が行われた状態でドアハンドルを触ると、ロックは解除されます。

車からの電波は微弱で1メートルほどしか出ていないため、通常、キーを家の中に置いておけば、電波は届きません。

ところが、「リレーアタック」はこのスマートキーの特性を悪用します。

まず、車の近くにいる犯人が特殊な機械を使って、車の微弱な電波を「増幅」します。

もう1人は、玄関のすぐ近くでこの電波を家の中のスマートキーに「中継」します。

中継された電波を受信したスマートキーから電波が出て車に届くと、車は“キーが近くにある”と認識し、ドアハンドルを触ればロックが解除される状態になるのです。

電波をリレーのようにつなぐことから、「リレーアタック」と呼ばれています。

警察や関係者によりますと、窃盗グループは「リレーアタック」で盗んだ車を人目につかない場所まで運び、何らかの方法でIDを新たに登録したり、車のシステムを取り替えたりして、別のキーでロックを解除できるようにするとみられます。

車の防犯対策に詳しい自動車用品店「エムズスピード大阪」の大石唯勝さんは「リレーアタックでは、電波のやり取りによって、わずか数秒で開いてしまう。実際にその手口を考えた人間も構造を分かっていて、それを逆手に取った巧妙な手口だと思う」と話していました。

リレーアタックの手口数年前からヨーロッパで被害が出ていて、ドイツの自動車連盟は3年前の2016年に、インターネットで手口を紹介する動画を公開し注意を呼びかけています。

動画ではレストランでテーブルの上にスマートキーを置いたまま会話する男性の後ろにいる男が機械のボタンを押して電波を中継し、別の男が車を盗む様子を再現しています。

「リレーアタック」はドアをこじあけるなどしないため痕跡が残らず、「リレーアタック」の手口で盗まれたかどうかが分かりにくいのが特徴です。

日本ではこれまで具体的な被害は確認されてきませんでしたが、警察は手口が広がるおそれがあるとして警戒を強めています。

リレーアタックどう防ぐ

メーカー各社は「リレーアタック」を防ぐスマートキーや車体の研究開発を進めています。

一部では、設定を変えることで電波を出さないようにできるスマートキーもあります。

一方、自分でできる対策もあります。「エムズスピード大阪」の大石さんは「スマートキーの電波を遮断することがいちばんの対策だ」として、3つの方法を説明しました。

1つは、店で販売が始まった専用のポーチを使うことです。。ポーチの内部には特殊な繊維が使われていて、電波が遮断されます。

2つ目は、スマートキーを金属の缶に入れる方法です。。きっちりとふたを閉めることで電波を遮断できるといいます。

ただ、缶によっては電波を通してしまうものもあるので、車の近くに持って行き電波を通さないかテストする必要があります。

3つ目は、もっと簡単な方法です。。見栄えはあまりよくありませんが、家庭で使うアルミホイルに包む方法です。このときも隙間を空けないように包む必要があります。

大石さんは「スマートキーを使っている人は、誰でもねらわれる可能性があるという意識を持ったほうがいい」と話していました。

スマートキー 節電モードが有効

こうした犯罪に対して、トヨタ自動車は、対策の1つとして、スマートキーを節電モードにすることが有効だとしています。

節電モードにすると、電源がOFFになってキーからの電波が出ないようにすることができるということです。

このほか、日産、ホンダ、マツダ、スズキ、SUBARUも対策や研究を進めていますが、セキュリティー上の問題が生じるため、詳しい内容は説明できないとしています

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『 リンゴ病 』・関東 や 東北中心に流行 2019年01月

2019年01月20日 | Website 

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※- 『 リンゴ病 』・関東 や 東北中心に流行 2019年01月20日

妊婦は特に注意を!!

2019年01月20っ日・リング病

1月20日、NHK website -: 「風邪(かぜ)」に似た症状が出て、ほおなどに赤い発疹ができる「伝染性紅斑」、いわゆる リンゴ病』 が関東や東北を中心に流行しています。

妊娠中の女性が感染すると胎児に影響が出るおそれもあり、自治体などが注意を呼びかけています。

「伝染性紅斑」、いわゆる 『 リンゴ病』ウイルス性の感染症で、多くの患者は発熱など、かぜに似た症状とほおなどに赤い発疹が出ます。

子どもを中心に流行しますが、妊婦が感染すると流産や死産の原因になることがあります。

国立感染症研究所によりますと、去年10月以降、患者が急増し、全国およそ3000の小児科の医療機関から報告された患者の数は先月までの3か月間で合わせて= 2万6400人余りに上り、前の年の同じ時期に比べておよそ= 9倍となっています。

都道府県別の1医療機関当たりの患者数は

宮城県が= 2.42人と最も多く、
新潟県が= 1.33人、
東京都が= 0.8人、
山梨県が= 0.79人などと首都圏や東北地方を中心に流行しています。

東京都や宮城県それに新潟県などでは警報レベルを超え、自治体が注意を呼びかけているほか、今月16日には山形県でも警報が出ました。

国立感染症研究所は「とくに妊娠中の女性は、かぜのような症状の人になるべく近づかないようにするなどの注意が必要だ」と呼びかけています。

妊婦の感染は深刻なリスク

神奈川県の34歳の女性は去年3月、妊娠6か月の妊婦健診でおなかの赤ちゃんに異常が見つかりました。

エコー検査で赤ちゃんのおなかに水がたまっていることが分かったのです。

その後の検査で、女性が妊娠初期のころリンゴ病に感染し、その影響で赤ちゃんが貧血になったことが原因と見られることが分かりました。

女性は1か月間入院し、当時はまだ300グラムに満たなかったお腹の中の赤ちゃんにへその緒を通じて3回にわたって輸血を行いました。

その後、貧血の状態は改善されて無事出産し、後遺症もありませんでした。

女性は自分がリンゴ病にかかっていたことに全く気付いていませんでした。

妊娠の初期の頃、当時2歳だった長男がかぜのような症状で熱を出し、マスクをせずに看病にあたったことがあり、そこで感染したのではないかと考えています。

女性は「2度目の妊娠だったが、リンゴ病が妊婦にとって怖い病気だとは知らず、まさかという思いでした。おなかの中で赤ちゃんはよく頑張ってくれましたが生と死が隣り合わせの状況が続き不安でつらかった。自分に知識があれば予防したと思うので、リンゴ病のリスクをほかの妊婦さんにも知ってもらい、同じ思いをする人がいなくなってほしい」と話していました。

患者急増 親も気づけない

東京江東区にある小児科のクリニックでも、去年10月から患者が急増しています。

リンゴ病の患者は例年では年間で数人程度ですが、この4か月ほどで、すでに30人以上が受診しています。

患者は幼児 から 中学生までで、ほとんどが、ほおや腕、それに足などに赤い発疹が出てからクリニックにやってきます。

厚生労働省によりますとリンゴ病の患者は発疹が出る1週間ほど前に微熱やかぜのような症状となることがあり、その時に周りの人にウイルスを移す可能性が高まるということです。

このため、自分や周りがリンゴ病だと気付かないうちに感染が広がってしまうおそれがあります。

江東区の30代の女性は今月、6歳の長女がリンゴ病と診断されました。

長女は診断の5日ほど前に手足に発疹が出て、その2日後から頬(ほお)が 「赤くなった」 といいます。

母親の女性は「発疹が出るまでリンゴ病だと全く気付きませんでした。熱などもなく、少しかゆみがある程度なので子どもの体調は大丈夫だと思いますが、周りに移していないか心配です」と話していました。

「なおや・こどもクリニック」の坂口直哉院長は、リンゴ病の早期診断は医師でも難しいとしたうえで「子どもたちの集団生活の中で感染が広がる病気なので、冬休みが明けて今後さらに患者が増えるおそれがある。妊娠する可能性のある年代の人は、子どもとのキスや食器の共用など、濃厚な接触は避けてほしい」と話しています。

予防には

感染症が専門の藤沢市民病院の清水博之医師によりますと、妊娠中にリンゴ病になった場合、およそ20%の確率で胎児にも感染し、さらに、そのうちの20%は胎児に貧血などの影響を与えると言われていて、最悪の場合、流産や死産につながるケースもあります。

8年前の平成23年に厚生労働省の研究班が行った調査では、妊娠中にリンゴ病に感染し、流産や死産をした人は年間で49人確認されたということです。

もし、妊娠中に感染した場合はエコー検査で胎児の状況を定期的に観察する必要があります。

ただ、リンゴ病は症状が出ないケースもあり、自分や周りの人が感染していることに気付かない場合もあります。

ウイルスはくしゃみやせきなどの飛まつ感染や、物を介した接触感染で広がります。

ほおなどに赤い発疹が出る前に、周りの人に移すリスクが高まり、逆に発疹が出た時には周りにうつることはほとんど無いとされています。

『 リンゴ病』 を予防する 『 ワクチン』 は無く、清水医師は「妊娠している人は特に、外出したあとは 「こまめに手洗い」 をしたり、人混みをなるべく避けたり、かぜのような症状の人には近づかないことなどが重要だ。やむをえず人の多いところに行く場合は 『 マスク』 をしっかり着用してほしい」と呼びかけています

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インフルエンザ・「流行警報」・東京都 2019年01月17日

2019年01月17日 | Weblog 

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※- インフルエンザ「流行警報」・東京都 2019年01月17日

2019年01月17日・インフルエンザ流行のきざし

前週 から 急増 <<<<<

1月17日、NHK website -:東京都内でインフルエンザの患者が急激に増えたことから、東京都は17日、インフルエンザの「流行警報」を発表しました。

こまめな手洗いなど対策の徹底や感染が疑われる場合は早めに医療機関を受診するよう呼びかけています。

東京都によりますと、今月13日までの1週間に都内の419の医療機関から報告されたインフルエンザの患者の数は1つの医療機関当たり= 31.7人で、前の週の= 3.4倍と、急激に増えました。

都は、インフルエンザが大きな流行になっているとして、これまでの注意報を切り替え、17日、「流行警報」を発表しました。

都内に警報が出るのは、昨シーズンより1週間早いということです。

また、都内では今月13日までに延べ= 236の幼稚園や学校で学級閉鎖などの措置がとられたということです。

これまでに検出されたウイルスを分析したところ、10年前に「新型インフルエンザ」として世界的に流行した 「H1N1型」 が全体のおよそ72%を占めているということです。

都は、こまめな手洗いなど対策の徹底や感染が疑われる場合は早めに医療機関を受診するよう呼びかけています

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去年、海外投資家の売り=5兆円超上回る 2019年01月

2019年01月10日 | 政治 ・経済 

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※- 2018年、海外投資家の売り=5兆円超上回る 2019年01月10日

1月10日、NHK website -:日経平均株価が7年ぶりの下落となった去年、海外の投資家が日本の株を売った額は、買った額を5兆円以上、上回っていたことが分かりました。

昭和62年以来、31年ぶりの大きさだということです。

東京証券取引所のまとめによりますと、去年1年間に国内の主な株式市場で海外の投資家が株式を売った額は、買った額を上回る「売り越し」で、その規模は5兆7448億円に上りました

これは、リーマンショックの時を大きく上回り、世界的な株価の暴落「ブラックマンデー」が起きた昭和62年以来、31年ぶりの規模だということです。

また個人の投資家も3695億円と7年連続の「売り越し」でした。

一方、去年日銀が買い入れたETF=上場投資信託の額は6兆5000億円余りと、今の大規模な金融緩和策が始まってから最も多くなりました。

日経平均株価は、世界経済の先行きへの懸念から去年、7年ぶりに前の年を下回りましたが、日銀が相場の下支えを図る構図が際立っています。

市場関係者からは、「規制緩和の遅れなどを背景に、これまで日本株に注目してきた海外の投資家の間で『日本離れ』が起きている可能性がある。

日銀が株価を支え続けるのは無理があり、政府による成長戦略の着実な実行などを通じて投資を呼び込む必要がある」という指摘が出ています

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