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Blog・( 朝鮮半島・南北鉄道 )
13日、韓国と北朝鮮による実務者間の話し合いで、南北をつなぐ鉄道の京義線と、東海線の路線で試験運行が合意され、25日から、その対応が両者間で行われる。 その様なマスコミ報道がなされた。
それに関して韓国側の報道では、以前、北朝鮮を訪問して、お金でノーベル平和賞を買ったと揶揄された、金大中(キム・デジュン)・前大統領が、この6月に北朝鮮を訪問する見通しである、と言われる。
この南北鉄道の話が進めば、訪朝の際には京義線が利用される可能性も高まった、と言われていますが、まだまだ、問題もありそうである。
そもそも、この南北を鉄道連結する話は、2000年に金大中大統領が北朝鮮を訪問して合意され、韓国側からも多額の資金援助が鉄道建設の為に拠出されている。
これらの事だけとは言いませんが、2000年・ノーベル平和賞を受けてから、6年に成ろうとしている。 今回の合意も韓国側から建設が遅れている北朝鮮側の駅舎建設のために資材を提供することで合意したとある。
以前、提供された建設資金援助は何処へ消えたのでしょうか?? 今回の合意で、何処まで進むかが見ものともいえる。
鉄道線路は殆ど出来ているにも関わらず、北朝鮮側の理由で開通が遅れていますが、果たして開通後、韓国から北朝鮮を通過して中国やロシアまで直接繋がるのでしょうか。
その点、韓国側の要望(要求)と言うものが伝わって来ない。
さて、実現すれば朝鮮戦争の1951年6月に京義線で運行が途絶えて以来、55年ぶりに南北を列車が走ることになると言われています。
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現在、アメリカが行っている北朝鮮金融関連の海外口座差し押さえ処置によって北朝鮮は大きな打撃を受けている。 その為に韓国からの援助を何とかして増額させる作戦を練っている、と言われても否定出来ない現実があると言えるでしょう
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”風の道草”