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※- 無線ラン利用者のIDを盗む 2013年10月27日
10月27日、無線ラン利用者がインターネットに接続する際に、ID や パスワードが盗まれる報告があった。
銀行やゲーム会社などへのサイバー攻撃に悪用された被害など、今年に入って150件以上も確認されている。
無線LANなどを利用するための機器の欠陥が悪用されたとみられ、「インターネット・プロバイダー各社」が注意喚起をしています。
家庭からインターネットを利用する際は、通常、プロバイダーと契約して接続しますが、その時に利用するIDとパスワードが盗まれるケースが相次いでいます。
盗まれたIDはサイバー攻撃に悪用されていて、プロバイダー事業を行うNTTコミュニケーションズの調査では、今年4月から10月までに、少なくとも158件起きていた。
攻撃の対象となったのは、オンラインバンキングやゲーム会社など20社以上のサイトで、何者かが発信元を分からなくするため、盗んだ他人のIDを利用したとみられています。
このIDが盗まれた原因のほとんどは、無線LANなどを使用するためのルーターという接続機器に搭載されたソフトウエアの欠陥です。
ルーターは通常、家庭のパソコンからしか操作できませんが、一部の機器に、外部からアクセスできる欠陥があり、ネット接続のIDなどが盗まれている。
プロバイダー会社や業界団体で調査を進めています。
NTTコミュニケーションズでは、問題のある機器を使っている、およそ4600人の顧客に、注意を呼びかけています。
現在のところ、IDなどが盗まれた接続機器の大半は、東京の「ロジテック社」が平成21年8月から去年11月まで販売した「無線LAN・ブロードバンドルーター」製品で合わせて、およそ30万台が売られています
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