久しぶりにポジション・リポートです。どうも読んでられない。やはりカンが当たったようである。
永井荷風の日記にスタンダールへの言及がなかったようなきがするが、ちょこっと読んでみて、こりゃダメだと思った。現在新潮文庫上巻158ぺージまで堪えて読んだ。最後まで読めるかどうかわからないのでとりあえずポジション・リポート。
日本ではかって、文壇を中心として、女を踏み台にした貧乏青年の出世物語として絶賛された作品らしい。彼らの教科書となったらしい。すくなくとも荷風の読書対象とするべき品質はない。行文も陳腐である。
読書能力も一ページも読まずにカンで、書籍を匂いで排除するようになれば一応水準かな(自画自賛)。