![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/ca/1bc0d2b4d7134e50e3d6ecc037a272b5.jpg)
(伊吹山頂稜部のお花畑
ガスの中の草原も幻想的で、しっとりとした趣の風景となる)
クライミングや山釣りにうつつを抜かしていたため、このところ山登りに全く行けてなかった。
こんな調子では、お盆休みの夏山で体力的に辛い思いをするだろう。
この休みを利用して、どうしても日帰り登山をやっておきたかった。
選んだのは近場の「伊吹山」。
標高差もあるしお花畑もある。
自宅からも見える距離だし、取り付くのには気が楽な山である。
ただ、以前にやはりこの暑い時期に伊吹登山して、炎天下の中熱中症気味になってしまい、とても辛い思いをした思い出がある。
あのときは、はっきり言って夏の「伊吹山」をなめていた。
しかし今回は心配していた炎天下にもならず、早朝出発の甲斐もあって比較的楽に登下降出来た。
三合目当りでブヨに食われてかゆい思いをした以外は、結果として上出来の足慣らしのトレーニング山行となった。
気温が上昇する昼前に下山出来たので、ご褒美に最寄りの道の駅でアイスクリーム付きの昼食をとった。
そのあと時間もあるのでそこで仕入れたパンフの案内で、伊吹山文化資料館にも立ち寄る事にする。
この資料館では、伊吹にまつわる民具や自然歴史などを展示紹介している。
と同時に、いま企画展として北湖国特有の「おけ風呂」が展示されており、通称「五右衛門風呂」も見てきた。
実はこの「五右衛門風呂」、僕がまだ小さかった頃母方の実家にあった。
実家に帰った時、この摩訶不思議なお風呂に入るのがちょっと怖かったり楽しかったりした思い出がある。
もちろんとうの昔に取り壊されてしまっていて、今となってはもう入る事が出来ない。
僕にとってはノスタルジーなお風呂である。
家に帰るとTVのニュースで「この夏一番の猛暑」だったと伝えていた。
酷暑となる自宅で、つい数時間前に伊吹山山頂で寒いと言ってカッパ着ていたのも、なんだか懐かしいような恨めしいようなそんな気分となる。
冷たいビルを飲みながら、いろんな思い出に浸りながらうたた寝する、幸せな一日となった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/87/5fdd91c6f202cd388372388ce666cb7b.jpg)
三合目のゴンドラ駅 ちょっと寂れた感があってその様子は寂しげである
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/8d/629ee0b261c5e0fea7cc5b6054e0ea4f.jpg)
六号目付近より草原を俯瞰 なかなかの絶景である
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/59/a9527b2aa7056ace147d7920c2806f51.jpg)
お花畑の中を登山する
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/b2/fcee0a9e12419b4b5d959ea7aade915d.jpg)
ざまざまな植物がこの時期開花して、我々を楽しませてくれる
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/59/0b019682aea20638ed0ed1afe07ee520.jpg)
久々登場のひこニャン、お花畑に埋もれて幸せ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/22/4f7c1f9441e8f312947844111f836718.jpg)
伊吹山のジオラマ、真ん中の立派な大きい尾根が「弥高尾根」、いつかトレースしてみたい
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/99/b551126d7f9b57b49dc219582986d2c4.jpg)
下山すると、運行休止していると聞いていたゴンドラが動いていた。
でもまたこの後運休するみたい。
がんばれ、ピステジャポン伊吹!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/39/6e23f7f1ec99daf91004e9076a68a1f5.jpg)
思い出いっぱいの「五右衛門風呂」
桶の中に水を入れ、下部のかまどでお湯を湧かす。(底は鉄底)
お湯には木蓋が浮いていて、それを足で沈めながら入る。
上手くやらないと、チュンチュンの鉄底にハマってしまうので、入るのには技術と勇気がいる。
ふたのような扉を閉めると中は真っ暗で、お湯の音や声がこだまする。
こもった熱気で夏はさっぱり、冬は心身ともに暖まった思い出がある。
このお風呂入浴するだけで、とても不思議な空間と時間を得ることができるのである。
いまこれを販売したら案外ヒットするかも?
記録
山行 伊吹山
日程 2008年7月21日(月)曇り時々晴れ
メンバー カミさんと二人
行程 ゴンドラ駐車場~登山口~伊吹山 往復
高低差 約1160m 距離 約9km 所要時間 約6.5時間
3:00 自宅発
3:50 伊吹山ゴンドラ駐車場
・誰もいない
4:20 入山(220m)
・ヘッドライト付けて入山
・蒸し暑い
6:00 三合目 700m
・キャンプ場当りで休憩、ブヨが多い
・ここまでが結構しんどい、その後は順調に高度を上げる
・斜面の草原は花が多い、風もさわやか。
8:00 伊吹山 1377m登頂
・ガスがあり展望なし
9:00 下山開始
・お花畑を周遊しながら九合目まで歩く
9:50 五合目 880m
・続々と登山者が来る
・小屋は営業していたが意外に涼しいので氷は売れてなかった
11:15 下山
11:30 駐車場→「伊吹の里」→「伊吹山文化資料館」→帰宅
トレース地図
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/be/e8b4d41ebefca2fddc041caf060b4837.jpg)
ガスの中の草原も幻想的で、しっとりとした趣の風景となる)
クライミングや山釣りにうつつを抜かしていたため、このところ山登りに全く行けてなかった。
こんな調子では、お盆休みの夏山で体力的に辛い思いをするだろう。
この休みを利用して、どうしても日帰り登山をやっておきたかった。
選んだのは近場の「伊吹山」。
標高差もあるしお花畑もある。
自宅からも見える距離だし、取り付くのには気が楽な山である。
ただ、以前にやはりこの暑い時期に伊吹登山して、炎天下の中熱中症気味になってしまい、とても辛い思いをした思い出がある。
あのときは、はっきり言って夏の「伊吹山」をなめていた。
しかし今回は心配していた炎天下にもならず、早朝出発の甲斐もあって比較的楽に登下降出来た。
三合目当りでブヨに食われてかゆい思いをした以外は、結果として上出来の足慣らしのトレーニング山行となった。
気温が上昇する昼前に下山出来たので、ご褒美に最寄りの道の駅でアイスクリーム付きの昼食をとった。
そのあと時間もあるのでそこで仕入れたパンフの案内で、伊吹山文化資料館にも立ち寄る事にする。
この資料館では、伊吹にまつわる民具や自然歴史などを展示紹介している。
と同時に、いま企画展として北湖国特有の「おけ風呂」が展示されており、通称「五右衛門風呂」も見てきた。
実はこの「五右衛門風呂」、僕がまだ小さかった頃母方の実家にあった。
実家に帰った時、この摩訶不思議なお風呂に入るのがちょっと怖かったり楽しかったりした思い出がある。
もちろんとうの昔に取り壊されてしまっていて、今となってはもう入る事が出来ない。
僕にとってはノスタルジーなお風呂である。
家に帰るとTVのニュースで「この夏一番の猛暑」だったと伝えていた。
酷暑となる自宅で、つい数時間前に伊吹山山頂で寒いと言ってカッパ着ていたのも、なんだか懐かしいような恨めしいようなそんな気分となる。
冷たいビルを飲みながら、いろんな思い出に浸りながらうたた寝する、幸せな一日となった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/87/5fdd91c6f202cd388372388ce666cb7b.jpg)
三合目のゴンドラ駅 ちょっと寂れた感があってその様子は寂しげである
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/8d/629ee0b261c5e0fea7cc5b6054e0ea4f.jpg)
六号目付近より草原を俯瞰 なかなかの絶景である
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/59/a9527b2aa7056ace147d7920c2806f51.jpg)
お花畑の中を登山する
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/b2/fcee0a9e12419b4b5d959ea7aade915d.jpg)
ざまざまな植物がこの時期開花して、我々を楽しませてくれる
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/59/0b019682aea20638ed0ed1afe07ee520.jpg)
久々登場のひこニャン、お花畑に埋もれて幸せ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/22/4f7c1f9441e8f312947844111f836718.jpg)
伊吹山のジオラマ、真ん中の立派な大きい尾根が「弥高尾根」、いつかトレースしてみたい
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/99/b551126d7f9b57b49dc219582986d2c4.jpg)
下山すると、運行休止していると聞いていたゴンドラが動いていた。
でもまたこの後運休するみたい。
がんばれ、ピステジャポン伊吹!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/39/6e23f7f1ec99daf91004e9076a68a1f5.jpg)
思い出いっぱいの「五右衛門風呂」
桶の中に水を入れ、下部のかまどでお湯を湧かす。(底は鉄底)
お湯には木蓋が浮いていて、それを足で沈めながら入る。
上手くやらないと、チュンチュンの鉄底にハマってしまうので、入るのには技術と勇気がいる。
ふたのような扉を閉めると中は真っ暗で、お湯の音や声がこだまする。
こもった熱気で夏はさっぱり、冬は心身ともに暖まった思い出がある。
このお風呂入浴するだけで、とても不思議な空間と時間を得ることができるのである。
いまこれを販売したら案外ヒットするかも?
記録
山行 伊吹山
日程 2008年7月21日(月)曇り時々晴れ
メンバー カミさんと二人
行程 ゴンドラ駐車場~登山口~伊吹山 往復
高低差 約1160m 距離 約9km 所要時間 約6.5時間
3:00 自宅発
3:50 伊吹山ゴンドラ駐車場
・誰もいない
4:20 入山(220m)
・ヘッドライト付けて入山
・蒸し暑い
6:00 三合目 700m
・キャンプ場当りで休憩、ブヨが多い
・ここまでが結構しんどい、その後は順調に高度を上げる
・斜面の草原は花が多い、風もさわやか。
8:00 伊吹山 1377m登頂
・ガスがあり展望なし
9:00 下山開始
・お花畑を周遊しながら九合目まで歩く
9:50 五合目 880m
・続々と登山者が来る
・小屋は営業していたが意外に涼しいので氷は売れてなかった
11:15 下山
11:30 駐車場→「伊吹の里」→「伊吹山文化資料館」→帰宅
トレース地図
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/be/e8b4d41ebefca2fddc041caf060b4837.jpg)
さてと。いつ行こうかなあ。
ですか?
玉ちゃんのHPともに、いつも楽しみに拝見
しております。
ひょっとして・・・『以前にやはりこの暑い時期に伊吹登山して、炎天下の中熱中症気味になってしまい、とても辛い思いをした思い出』とは、いつぞやのトレーニング山行ってことは、
ない・・・・ですよね?? 違うことを切に祈りつつ。
※ 野洲に帰って来て一週間がたちました。
しばらく山も遊びもおあずけですので、
今回の伊吹山の写真、すごく嬉しい気分で
みていました!
ひらぱ~さん、ご無沙汰&ご出産おめでとう。辛い伊吹はひょっとせんでもあの時の事です。下山途中の五合目の小屋で食べたかき氷、美味かったな~!