去年の冬は長年眠っていた毛糸で編み物をした。
余り糸ばかりがあってセーターのような大物は作れず、マフラーや帽子、ハンドウォーマーなどを編んでいた。
この冬もまた編んで毛糸を減らそううと思っていたが、もう小物で編めるものが思いつかず気が乗らなかった。
先日ビデオデッキの録画をチェックしていたら、 Eテレ「すてきにハンドメイド」のソックスの編み方があった。
編み物は若い頃に全くの独学で始めて何とかできるようになったが、ソックスだけははなから面倒そうに思えて一度も編んだことがなかった。
去年、つま先の編み方を試すために編んでみたが、片方だけでやめている。
録画してあったのは、つま先や踵のカーブする箇所も増減なしでまっすぐ編むやり方である。
講師のニットデザイナーの方の発想、着眼点が面白く、編んでみたくなった。
図書館にテキストを借りにいかなくても、テレビの説明だけでできそうである。

踵部分のフォルムがちょっと歪だが、履いてみるとフィットする。
足首の二目ゴム編みの綴じ方は2本どりの伏せ止めになっている、
ゴム編みは正式な綴じ方が好きだが、モコモコ具合がこのソックスには合っているかもしれない。
反省点としては、足首の2目ゴム編みで減らし目するべきだった。
でもまあ誰が見るでもない室内履きなので、防寒用として良しとしよう。
前回片方だけでソックだったが、ようやくソックスを編んだことになる。