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言の葉

2008.11.28 開設
2022.07.01 移設
sonnet wrote.

女4人木曽路旅 8

2011年08月04日 | 
「時間があったら『桃介(ももすけ)橋』を見てお帰りください。」
別れ際に旅館のご主人にそう言われた。
タクシーの運転手さんに伝えると、橋を望み昼食ができる喫茶店に案内してくれた。
店にはバルコニーがあり、絶好のビューポイントだった。
(パノラマ撮影をし忘れ、2枚をつないでみたがやはり上手くいかない)
昼食をすませ橋を見に行く。
Mさんはお店で休憩(疲れていたか、はたまたスカイレールと同じく吊り橋が苦手?)、Zさんも橋の手前で引き返し、mさんと二人で対岸まで渡った。
1922年に造られた日本最古最大の木造吊り橋で、78年には老朽化で通行禁止になったが93年に近代化遺産として復元されている。詳細はこちらを。
豪壮にして優美といった感じの見事な橋だった。
中央の主塔から河川敷に続く階段があり、降りてみたかったが時間がなかった。
吊り橋といっても頑丈な構造、多少のことでは揺れない。
橋上でピョンピョン跳ねるmさんと、店から手を振るMさんが対照的。
 
南木曽駅までは歩いて行ける距離だった。
午後2時55分、私たち四人は車中の人となり帰路についた。

余談になるが、この旅をするまで「南木曽」を「ミナミキソ」と読んでいた。
新宿駅の緑の窓口で乗車券を買う時「行きは中津川まで、帰りはミナミキソから」と言った。
駅員さんは「はい」と応えてコンピュータに打ち込み、途中で時刻表をめくり、再びコンピュータに向かい発券した。
そして「帰りの乗車駅は『ナギソ』と読みます。」と言われた。
思わず赤面 これから旅行する地名を読み間違っていたとは!
そのことを話すとZさんもmさんも同じだったのでちょっと安心した。
待てよ、駅員さんも一度は「ハイ」と言った。「ミナミキソ」と入力してコンピュータが反応せず、時刻表で確認したのでは…? 駅員さんだからといって全国の駅名を知っているとは限らない…。
プロがそうなら私たちだって無理はないよね、などと言い訳してみるがともかくひとつ学んだ。桃介橋の所在地「読書(よみかき)」も珍しい。

名古屋でのぞみに乗り換え、午後6時過ぎに品川駅到着。
こうして女4人木曽路旅は楽しく無事に終了した。
たかだか1泊2日の旅日記をVol.8まで引っ張ってしまった!

実はそこで「解散」ではなかったが…。
                        ……to be continued.