手打ち蕎麦をする私の徒然日記

2003年1月に手打ち蕎麦に初挑戦。手打ち蕎麦の事ばかりでなく、日常インパクトのあった事柄を思ったまま綴ったブログです。

高所の作業事故や階段など、日常にも危険がいっぱい!

2010-02-19 11:01:17 | 人生

ちょうど一週間前の今日、私は、今思い出してもゾッとするような、まさに奇跡的な出来事を経験した。
それは、その日の午前での出来事だった。食事やテレビを見るなど、いつもメインに使っている和室の部屋の蛍光灯からぶらさがっている紐を引いた時、点灯の具合が悪いのに気づいた。蛍光灯のサークライン・ランプ自体は、たしか、1年ぐらい前に交換したばかりなので、もう20年以上も使い続けている蛍光灯本体が寿命なのかな、と思って、とにかく、天井からぶら下がっている蛍光灯本体を取り外してみよう、と思った。
蛍光灯は、いつも足を入れているコタツの真上にぶら下がっているので、私は、コタツの上に乗って、取り外すことにした。外すには、天井板ギリギリのところにある留め金具に手をやって、力を入れて少し金具をひねらないといけなかった。コタツの上で背伸びしてやっと天井まで手を伸ばした私は、力を入れて金具をひねって蛍光灯本体を外したのだが、途端に本体重量があまりにも重かったので、爪先立ちしていた私は体勢を崩してしまい、蛍光灯を手にしたまま、コタツの上から、一瞬にして、ドドーッと、畳の上にダイビングする形で転げ落ちていってしまった。
ほんの一瞬の出来事で、畳の上に投げ出された私は、茫然自失の状態だった。その後、痛みのあるところがどこなのか、骨折はあったのか、などを思って、ほんの少しだったが、身動きしないでじっとしていた。手を口にあて、口の中を切っていないか、なども確かめた。口の中はなんでもないようだったが、右手の中指から血が出ていた。それと、右ひざのあたりが打撲気味で少し痛みを感じたが、骨折はしていないようだ。
やがて、起き上がって、あたりを見渡すと、コタツの上に乗っていたノートパソコンも畳の上に転落していた。蛍光灯の中の大小2個の蛍光ランプは、不思議にもそのサークライン・ガラスは割れていなかったが、ソケット部分の白いプラスチック部分だけは、割れていた。また、蛍光灯本体のプラスチック・カバーが一部分割れたり、ヒビが入ったりしていて、指の傷は、どうも、この部分で切ったのかもしれない。打撲気味だった膝下の部分は、ズボンをまくりあげて調べたら、膝の下のあたりに両足とも血が出ていたものの、骨折はしていなかった。
この事故のことを弟に話したら、彼が経験した類似の偶発事故のことを話してくれた。彼は、大きくて重いダンボール箱を両手いっぱいに抱えて、会社の螺旋階段を下りる途中に、足を踏み外して、前につんのめって、荷物もろとも5-6段下に転落してしまった、という。その時は、大きいダンボールのせいで足元が見えなかったのが、転落の原因だったそうだが、転落して着地したときに、昔習い覚えた柔道のワザ-受身-が幸いしたのだ、と言っていた。一方で、昨年だったか、一昨年だったか、のこと、弟が住んでいる家の近所の人は、脚立に乗って植木の手入れをしていた時に、転落して、亡くなってしまった、という。
そういえば、有名な女性歌手の松尾和子さんは、たしか、階段から転落して亡くなった、ということを思い出した。
今回の私の事故の体験は、日常なにげないところにも危険がいっぱい潜んでいることを教えてくれた。今振り返っても、よくもアノとき、テレビの角などに頭を当てる、などのこともなく、ほんの軽傷で済んだものだ、と思わざるを得ない。九死に一生を得た、と言っても決して過言ではない、と思う。それにしても、不思議に思えるのは、今回の私の事故、それと、弟が階段の踏み外し事故、両方とも、大事にいたらずに済んだ、ということである。まさに運が良かった、としか言いようがない。とにかく、良い運をもたらせてくれた、目に見えないモノ-神仏なのか先祖の皆さんなのかな、と思う-には、心から感謝したい気持ちでいっぱいである。



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