手打ち蕎麦をする私の徒然日記

2003年1月に手打ち蕎麦に初挑戦。手打ち蕎麦の事ばかりでなく、日常インパクトのあった事柄を思ったまま綴ったブログです。

重大事故に繋がりかねないマナー低下

2007-07-10 11:03:57 | Weblog
自転車の放置や給食費未払い、自動車のナンバープレートを見えにくく細工するなど、マナー低下の実態は底知れず、全くあきれるばかりだ。こういった問題は昔もあったのだろうが、最近ますますエスカレートしているように思えてならない。実に嘆かわしい。
先週の土曜日の夕方、家内と車でスーパーに買物に出かけた時のこと。買物を済ませ、車を発進させようとして窓外を見ていた家内が「アレアレ・・」って声を上げたので、その方向を見たら、なんと、スーパー備え付けの買物用手押し車が、勝手に動き出してスーパー横手の斜面をコロコロと車道側に移動していく途中だった。スーパーの建物は車道面より場所的に高くなっていて、スーパーのすぐ横側に放置された買物用手押し車が、風に吹かれて、車道までの約5メートルくらいの距離の坂道を転げ落ちつつあったのだ。現場から少し離れた場所にいた私たちは、アッという間の出来事で、買物用手押し車を停めようにも手が出せず見守るしかなかったのだが、幸いにして、車道ギリギリのところで手押し車が停まってくれた。
その後すぐ、私はその大型手押し車をスーパーの店内に運んだが、ついでにスーパー横手の同じ場所に放置されていた残りの手押し車5~6台も撤去しておいた。そうして車内に戻った私は、撤去する際にゴロゴロと派手な音を響かせながら手押し車を押す私の姿を見ていた家内からは、「手押し車を押していたアナタの姿、スーパーの店員さんそっくりだったわよ」なんて言われてしまった。
それにしても今、当時のことを思い起こすとゾッとする。あの時、もし手押し車がもっと勢いよく転げ落ちていたなら、それが車道側に飛び出して、車道をビュンビュン走る車に衝突して大事故になっていたことは目に見えている。それに、こんなケースでの事故の責任は誰になるのだろうか?など、そんなところにまで気が回ってしまう。
スーパーに行くと、駐車場内のアチコチで放置された手押し車を目にする。手押し車を使ったお客さんは、必ずそれをスーパー店内の所定の場所に戻しておく、というのは常識以前のアタリマエのはずだ。
今の日本は、庶民に対して率先垂範して模範的行動を取るべき国会議員先生までもが、「自分さえよければ・・」「今、バレなければ・・」などの行動をしてマスコミを賑わしている一方で、そしてまた、けっこう、こういう先生が不思議にも再選されちゃう、っていうのが現状。
マナー低下は「正直者はバカを見る」っていうのを当然視している人が多くなってる、ということを物語っているように思えてならない。
コメント
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