手打ち蕎麦をする私の徒然日記

2003年1月に手打ち蕎麦に初挑戦。手打ち蕎麦の事ばかりでなく、日常インパクトのあった事柄を思ったまま綴ったブログです。

長谷観音様や鎌倉大仏さんを参拝、初の鎌倉巡りで充実した一日

2007-07-03 21:58:18 | Weblog
梅雨シーズン真っ只中のこのところ、毎日のように曇り空で、今日も雨が降るかもしれない空模様。ちなみに、昨日は自宅から一歩も出ずじまいだった。こんな中、今日はかねて前々から訪ねようと心に決めていた、鎌倉方面へのお寺めぐりを決行した。
鎌倉は一度も行った事がなく、おまけに最近、テレビで鎌倉巡りの番組を見ており、是非とも行ってみたいと思っていた。今日、訪問するところは、とりあえずは、テレビで紹介されていた東慶寺と長谷寺ということを心に決めて電車に飛び乗った。
午前10時過ぎに自宅を出て、JRの北鎌倉駅には正午の0時を少し過ぎた頃だった。駅に降り立ち、近くで鎌倉界隈のパンフレットなどを配る案内所みたいな所を探したが、この駅はあまりにも小さすぎて全然そういう施設は見当たらなかったので、駅員の人に、東慶寺への道を聞き、その歩道を歩いていった。すると、途中でパンフレットを売っている店があったので、すかさずパンフレットを買った。このパンフレットには鎌倉界隈のお寺などが山盛り載っていて道順も分かり易く書かれていて、非常に重宝した。
最初に訪ねた東慶寺は緑豊かな大自然に抱かれたお寺で、多くの檀家のお墓が自然とマッチし、綺麗に整備されていて素敵な墓所だな、っていう感じを受けた。墓所をあちこち見て回るうち、まったくの偶然ながら、かの超有名な哲学者である鈴木大拙さん夫妻のお墓を見つけたのは、我ながら思いも寄らない大発見であった。(なお、帰宅して調べたら、その東慶寺には、鈴木大拙さん夫妻のお墓のすぐ近くには大拙氏の盟友の西田幾多郎氏のお墓もあることを知った。)
東慶寺を出て、例のパンフレットを眺めたら、鶴岡八幡宮や鎌倉の大仏も近くにあることがわかり、ついでにこれらをも見物することにした。で、鶴岡八幡宮へ向かって歩をすすめたのだが、なんとその歩道たるや、車道の脇の幅1メートルにも満たない狭い歩道であり、これでは前を歩く人を追い越すにも危険で追い越せないのが実態だ。もちろん対向する人も同じ歩道を歩くので、すれ違うときは身を細くしないといけないほどだ。これでは、土曜・日曜や休日など大勢の人が混雑するときは、相当に危険だろうと想像できる。
鶴岡八幡宮への道すがら、建長寺というすごく大きなお寺に出くわした。パンフレットを見たら、このお寺はすごく由緒あるお寺みたいなので急遽、見物することにした。広大な敷地の中に緑鮮やかな庭園などあって豪華そのものだった。
建長寺を後にして15分くらい歩くと、目指す鶴岡八幡宮があった。色鮮やかな朱塗りの神社で豪華さを感じた。そこの宝物館をも見物してから、桜並木の若宮大路を歩く頃、さすがにお腹が空いていて、鎌倉駅近くの「あしみや」なる店で昼食をとった。このときちょうど午後3時だった。
昼食をとってから、鎌倉駅に行き、江ノ電で長谷駅に向かった。
長谷駅に着くと、すぐ鎌倉の大仏まで、急ぎ足で向かった。駅からは15分くらいの場所だった。生まれてはじめてみる大仏さんは想像していたよりも大きく、顔も美男子だった。
長谷観音は、大仏さんを見終わった場所から、長谷駅に戻る途中の道から少し横に入った場所にあった。優に10メートルを越すと思われる長谷観音像はすごく見応え十分のもので圧倒される。観音像を納めた建物の周辺にもいろいろな建物や庭園など綺麗に整備されていて気持ちいい。観音像の建物の裏手には大きな山が迫り、細い石段を両側のアジサイを見ながら登って行くと頂上に辿りつき、そこからは雄大な相模湾が展望できて美しい。今日は曇り空のため、相模湾が少し霞がかったように見えていたのだが、おそらく、晴れた日なら、まさに絶景に違いない。
かくて、その後は、午後5時少し前に江ノ電の長谷駅を出発し、鎌倉駅に戻り、そこから帰途に着いた。我が家のあるJR駅には午後7時過ぎに到着。
以上、午前10時に家を出てから、午後7時に家に着くまでの9時間におよぶ小旅行でしたが、その間の9時間では、いろんな名所旧跡を肌で感じ取ることができ、知識を増やせた、ということで、なんか今日という一日は、私にとっては、最近になく充実した一日だったな、っていう気がしている。
家にいると、なんとなく一日が終わってしまうものですが、家に閉じこもってばかりでないで、ときどきは、見物などアクティブに活動することって必要ですね。

コメント
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