min-minの読書メモ

冒険小説を主体に読書してますがその他ジャンルでも読んだ本を紹介します。最近、気に入った映画やDVDの感想も載せてます。

DVD『アウトロー』米パラマウント映画

2014-09-16 17:10:05 | 映画・DVD
DVD『アウトロー』米パラマウント映画

おススメ度:★★★☆☆


監督:クリストファー・マッカリー
キャスト:トム・クルーズ(ジャック・リーチャー)
ロザムンド・パイク8ヘレン・ロディン)
ベルナー・ヘルツォーク(ザ・ゼック)


やはり2時間ちょっとで原作の内容を全てカバーするのは至難の技。特に物語の導入部から謎解きをやってしまうのは興醒めだなぁ。原作で読ませる主人公の謎解きの部分が面白いのだけどもね。
あと美人のローカルTV局ニュースキャシターを省いてしまったのは残念!それと人質奪回シーンは原作のほうがはるかにスリリング。
いつも思うのだけど、映画を観る前に必ず原作を読んでおいたほうが楽しめる。
さて、先日の原作を読んで、映画化を語った時の課題であった「原作主人公のジャック・リーチャーとトム・クルーズとのギャップ」であるが、トムのリーチャー役はけっして悪くなかったと思う。M.I.とはかなり感じが違う。こんな冷徹な役もこなせるんだ!と感心してしまった。

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1 コメント

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映画の『アウトロー』 (ディック)
2014-12-27 23:21:30
ジャック・リーチャー・シリーズは主人公の造型にかなり気を遣ったシリーズだと思っていますが、どうも毎回かなり趣向を凝らしているように感じます。
確かに『アウトロー』は「謎解き」がおもしろい。そこのところは映画ではあまり描かれていませんでしたね。
その代わり、ジャック・リーチャーという主人公の魅力はトム・クルーズがよく表現していて、その点では「イメージ・ギャップ」はあるものの、よい映画になっていた、と思います。
リー・チャイルドは副主人公格の女性を描くのもなかなか上手で、その点は最新刊『最重要容疑者』でもとてもよい出来でした。
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