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sigh of relief

くたくたな1日を今日も生き延びて
冷たいシャンパンとチーズと生ハム、
届いた本と手紙に気持ちが緩む、
感じ。

新聞小説

2009-06-08 | 本とか
去年から、月に一冊ずつ名作古典を読もうという
自分プロジェクト(笑)をやっているのですが
今まで読んだものは
「高慢と偏見」ジェーン・オースティン
「モオツァルト・無常という事」小林秀雄
「異邦人」アルベール・カミュ
「金閣寺」三島由紀夫
「海潮音」上田敏訳詩集
「嵐が丘」エミリー・ブロンテ
「ティファニーで朝食を」トルーマン・カポーティ
「チェーホフ」短編集
「戦争と平和」トルストイ (全6巻)
「細雪」谷崎潤一郎 (3巻)
「絵のない絵本」アンデルセン
「斜陽」太宰治・・・

できれば50~100年以上前の、評価の定まっている
誰でも知ってる名著を読んで行こう、と思っています。
案外、読んでないのよね、名作。
一度若い頃読んだものでも、今読むと全然違うし。
そして名作って映画化ドラマ化が多いので
それも楽しみです。
「斜陽」映画公開に合わせて読んでいます。

それとは別に新聞小説も
何年もずっと読んでいます。
つまらなかったら、やめようと思いつつ
なぜか欠かさず読んでいます。

うちの新聞の今の小説は「麗しき花実」
乙川優三郎 作
中 一弥 画
タイトルのセンスはいまひとつ?ですが
すっごく面白いです。
江戸時代の女性蒔絵師のお話だけど
酒井抱一や鈴木基一がご近所さんで出てきて
この時代の空気や彼らの暮らしぶりが想像できて
興味深いです。
ヒロインも地味な女性ながら
芯の強さや心の揺れのある人で
好感が持てます。
また、挿絵の方は、90歳の画家ということで
小説にあった素晴らしい絵をさらりと描かれています。

ここ数年で一番面白かったのは
池澤夏樹の「静かな大地」でした。
すごく長い話なのに、これを毎日細切れで読んで
それで、これだけ感動させられたのは驚きです。
挿絵も(山本容子の版画)楽しみでした。

あと記憶に残るのはずっと前になるけど
宮尾登美子の「柝の音(きのね)」。
これは11代目市川團十郎夫人をモデルにした梨園の話で、
どことなく切ない話でした。
中島千波の挿絵も、大好きだった。

実はあまり本を読まないので、
新聞小説は大事な読書です。
いい小説にあたると、新聞代を安く感じるしね笑)。

無駄足じゃない?

2009-06-07 | Weblog
三田で小さな音楽会を自宅などでやってる友達がいます。
いつも人集めが大変なようで、できるだけ行くようにしているのだけど
一度、4日なのに8日と聞き間違えて行けなかったことがあるので
今回は何度も時間を確かめて行きました。

三田は、うちから電車1本だけど
普段行かない方向なので遠く感じます。
さらに駅から、迷いながら(方向オンチ)20分以上歩いてホールに着くと
・・・・・誰もいない~!
時間は合ってたんだけど
日にちを1週間間違えてました・・・。

すっぽかしちゃうよりは、マシな間違いだけど
来週、またここまで来るのか、と思うと力が抜けた~。
とぼとぼと駅まで戻って
駅前の大きな本屋でたくさん本を買って
その下の階のデパートでシルクコットンのストールを買って、
買い物をすることで、無駄足じゃなかったことにしました。
本当に、最近こういうことが多いです。
あと何十年か生きる予定なのに
今からこんなにぼけてて大丈夫だろうか・・・

阪神電車

2009-06-06 | Weblog
阪神間にずっとすんでいるけど
いつも阪急沿線沿いで(今はJRも近いけど)
阪神電車には数年に一度しか乗る機会がない。
阪急から阪神に乗り換えるのって、すごく不便なのです。

でも先日、お散歩読書会のとき(5月30日の日記
久しぶりに乗ってみました。
乗りなれない車両だから、遠足気分が高まりました。

そのときの車両にこんな一人座席がありました。
阪急でも JR在来線でも見たことないタイプです。
うほ、なんて居心地よさげな席なんだ!と感動。

空豆のスープ

2009-06-04 | お弁当や食べ物
長い文章が続いたので、今日は一休み。
昨日の続きは、また明日書きます。

写真は朝ご飯の春の味。
空豆の冷たいスープです。

空豆むくとき、
さやの内側のふわふわ、あれ気持ちいいですね。

関西で、豆ご飯に使う、うすいえんどうで
スープを作りたいけど
旬をすぎたのか、中々新鮮そうなのが売ってないです。
新鮮なうすいえんどうは、
冷凍のグリーンピースとは別物のおいしさで
これを食べさせてあげれば
子供の豆嫌いは治るんじゃないかな。
うちの15歳は、豆好きですが。