sigh of relief

くたくたな1日を今日も生き延びて
冷たいシャンパンとチーズと生ハム、
届いた本と手紙に気持ちが緩む、
感じ。

danser

2014-10-26 | Weblog
英語のクラスで、子供用のpicture dictionary を読ませたりするんだけど、
dancer を日本語でならどう説明する?って
中学生と、読み書きができるようになって来た小学生に、それぞれ聞いてみたら、
どっちも中々うまく説明できなかった。
踊り、踊り子、ダンス、という言葉を使わない説明。
語彙と言葉への柔軟さが問われますね。
子どもはどっちもあんまりないからね。

英語の方は音楽に合わせて体を動かす、みたいなことが書いてあったんだけど、
音楽のないダンスもあるし、わたしなら、やはり表現を言う言葉を使いたい。
「体の一部や全部を動かして何かを表現する人。
音楽に合わせることが多い。」くらいかな。見せるダンスについては。
楽しむダンスも、それで間違いではないと思うけど、
表現ではなく運動や社交、レクリエーションとしてのダンスは少し別かも。
「運動や社交、レクリエーションとして
主に音楽に合わせて体を動かし楽しむ人」とかになるかな?

谷川俊太郎に「定義」という本があって昔持っていました。
あれは定義の方がモノの名前よりずっと複雑で難しかったような記憶がある。
でも、そのものの言葉を使わずに、そのものを易しい言葉で言い表すのは、
語学やる時に結構大事なことです。
語彙を増やすのと一緒に、そういう練習もした方がいい。
知らない言葉は使えないんだから、
知ってる言葉でなんとか表現できるように訓練するのは役に立ちます。
手持ちの少ない語彙と文法力でも、なんとか言いたいことが言える能力。
まあ、そればっかりやってると逆に英語力伸びないかもしれませんが。

帰国子女の息子は帰国時ネイティブ8、9歳くらいの英語力で
子どもなりに何でも言えてすませてしまえたので、
語彙も増えず文法もあんまり覚えずにずっと乗り切ってきて、
高2で「副詞ってなんですか?」と東大受ける人たちのクラスで発言して
教室中を呆然とさせたことがあります。
(その後は真面目に受験英語を勉強したようですが)
易しい言葉で何でも言えるのはいいけど、受験には向かないですね。笑

わたしの語彙は、本当に日常的な、キャロットケーキとかはらぺことか
焼き鯖定食とかのレベルの(なぜ食べ物関連ばかり?笑)ものばかりで
このブログ読んでる方で、言葉が難しいと思う人はいないんじゃないかな。
ひとつのことを、別の優しい言葉で説明するのは、わりと得意かもしれない。
そのかわり、人の話を聞いて、難しい単語を使うなぁと感心することは多いです。
難しい言葉は難しいなぁ。

dancer どう説明しますか?

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