今回の展示の目玉に関しては美術館のサイトより→
>4点の巨大な抽象画からなる作品、《ビルケナウ》(2014年)。本展では、絵画と全く同寸の4点の複製写真と大きな横長の鏡の作品(グレイの鏡)などを伴って展示されます。見た目は抽象絵画ですが、その下層には、アウシュヴィッツ・ビルケナウ強制収容所で囚人が隠し撮りした写真を描き写したイメージが隠れています。リヒターは、1960年代以降、ホロコーストという主題に何度か取り組もうと試みたものの、この深刻な問題に対して適切な表現方法を見つけられず、断念してきました。2014年にこの作品を完成させ、自らの芸術的課題から「自分が自由になった」と感じたと作家本人が語っているように、リヒターにとっての達成点であり、また転換点にもなった作品です。
写真撮影OKだったので、今回は自分の写り込んだ写真を意識的に撮ってみました。
豊田市美術館の建物自体も興味深く、ガラスや鏡や水を使い
建物を囲む外部とのつながりが感じられます。
美術館の敷地内には常設の別館、高橋節朗館というのがあって、そちらも鑑賞しました。
これも豊田市美術館と同じ建築家の建物で、現代漆芸家・髙橋節郎(1914-2007)さんの作品が
石の庭の作品やラウンジから見える戸外に置かれた作品が面白かったです。
ここに座ってぼんやりしたくなるラウンジ。
>4点の巨大な抽象画からなる作品、《ビルケナウ》(2014年)。本展では、絵画と全く同寸の4点の複製写真と大きな横長の鏡の作品(グレイの鏡)などを伴って展示されます。見た目は抽象絵画ですが、その下層には、アウシュヴィッツ・ビルケナウ強制収容所で囚人が隠し撮りした写真を描き写したイメージが隠れています。リヒターは、1960年代以降、ホロコーストという主題に何度か取り組もうと試みたものの、この深刻な問題に対して適切な表現方法を見つけられず、断念してきました。2014年にこの作品を完成させ、自らの芸術的課題から「自分が自由になった」と感じたと作家本人が語っているように、リヒターにとっての達成点であり、また転換点にもなった作品です。
写真撮影OKだったので、今回は自分の写り込んだ写真を意識的に撮ってみました。
豊田市美術館の建物自体も興味深く、ガラスや鏡や水を使い
建物を囲む外部とのつながりが感じられます。
美術館の敷地内には常設の別館、高橋節朗館というのがあって、そちらも鑑賞しました。
これも豊田市美術館と同じ建築家の建物で、現代漆芸家・髙橋節郎(1914-2007)さんの作品が
石の庭の作品やラウンジから見える戸外に置かれた作品が面白かったです。
ここに座ってぼんやりしたくなるラウンジ。
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