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sigh of relief

くたくたな1日を今日も生き延びて
冷たいシャンパンとチーズと生ハム、
届いた本と手紙に気持ちが緩む、
感じ。

ソウル:3(本屋さん)

2015-03-31 | 韓国
釜山に移動する日の午前中に2時間くらい時間ができたので
ホテルで聞いて歩いて15分くらいの大きな本屋さんに行ってみました。
前に、日本の雑誌か何かで見かけた韓国の絵本がほしかったのです。
でも、朝、思いついたので、なんのどんな本だったか覚えていません。
まあ行けばなんとかなるかと、とりあえず行ってみた。

韓国語が上手くないし、読むのもものすごく時間がかかるので
住んでた頃もあまり本屋さんには行かなかったけど、
多分、その頃の本屋さんと今の本屋さんは全く違うと思います。
80年代後半は、まだ本屋さんは古臭くて堅苦しい感じだったんじゃないかな。
喫茶店でコーヒーを頼むと、甘いネスカフェが出てきて、
フランス料理屋さんに行くとハンバーグやスパゲティが出てきた時代でした。

今回行ったのは、ビルの地下なんだけど
明るくて広くて居心地のいい本屋さんでした。




絵本のコーナーの他に、日本語の本のコーナーもありましたよ。
村上春樹などが並んでいました。
絵本のコーナーでは、平積みの中には見つけられなかったので
棚の本を1冊ずつ引き出して見てたんだけどキリがなくて
整理していた書店員さんに「韓国の人が描いた絵本で、
伝統的なものが描かれているものってありますか」と聞くと、一発で
探してた本を本棚の中から出してくれました。
こんな漠然とした聞き方だったのにすごい。
買いたかった本が買えて、よかった。

本屋さんに行く途中に川があって、橋があって、この橋はなんだか
大阪で中之島に渡る橋を思い出しました。



川にはこういう像?があって、大きいので一瞬、ちょっとこわいです。笑


一番上の写真は、本屋さんのビルの横にあったものです。
「人は本を作り、本は人を作る」、と書いてあります。

ソウル:2(切手博物館)

2015-03-30 | 韓国
30年前は地下鉄はわずかでほとんど使えず、
バスかタクシーしか移動手段がなかったのに、今は地下鉄がとても便利です。


弟家族が一緒だったので、着いた日の午後は子供達と一緒に出かけました。
明洞でお土産用に化粧品など見たり、
(お腹用パック!効くのかな?買わなかったけど)

姪っ子の好きな韓国アイドルのCDを買ったり、買い食いしたりしました。



韓国にもやっぱり猫カフェあるのね。

地下鉄で移動して行ったサムギョップサルのお店はおいしくて、
葉っぱに包んでいくらでも食べ続けました。
こんなに肉をたくさん食べたのは久しぶり。ビールも進みました。


翌日はひとりで切手博物館へ。

中央郵便局の地下にあるこじんまりしたスペースですが
子どものお客さんが多いのか、小さい子も楽しめるような展示でした。
これはグラビア印刷の機械。


こちらは世界の郵便ポストのミニチュア。

切手をいくらか買って、絵葉書を書いたけど
もっとかわいい切手もあったのに、なぜか地味なものしか買ってない。笑

夜は大きな晩餐会で、400人くらいの人がいました。

踊りや歌のショーがあり、伝統的なものから今のアイドルグループまで
興味深かったです。


ひとりで出かけるときに、現地の人にものを聞くとき
ホテルではこちらがたどたどしい韓国語を話しても、
きれいな日本語が返ってくるので、どっちで話していいかわからなくなります。
日本語で話しかけたときに限って、日本語のできない人だったりもする。笑
街では、怪訝な顔をされながら、ゆっくり話すとちゃんと通じます。
ソウルの言葉は、留学時代に習った言葉なので、相手の言葉も聞きやすいです。
田舎に行くと、まったくわからなくなるんだけど。笑

ソウル:1(米朝さんの本)

2015-03-29 | 韓国
ソウルには大学卒業直後に1年住みました。1987年~88年です。
若い頃は親がとても厳しく、家が一番つらい場所だったので
ソウルでの生まれて初めての自由な日々が楽しくて、
どこかに出かけたあと、家(寮)に帰るのをうれしいと思ったのは
初めてだったかもしれません。
でもこの20年はソウルに行く全く機会がなく、今回ものすごく久しぶりで
右も左も分からないまま行ってきました。
家族の用事で、両親と弟家族と一緒だったのですが
自由な時間も結構あって思っていたより、楽しく過ごせました。
大昔とはいえ、住んでいた場所ではあるので、観光とかはしませんが
買い物にも特に興味がないので、わりとゆったりと予定を立てました。
ネットも離れて、iPhoneも切って(夜メールチェックくらいはしましたが)
クラブフロアだったのでラウンジで画集を見たり、
ソウルでは一人部屋だったので、寝転んで眠くなるまで静かに本を読んだり
もったいない(笑)過ごし方を楽しみました。
本は、先日亡くなった米朝さんの本を主にずっと読んでて
彼の声や口調やしぐさが、一人の部屋でずっと脳内再生されていました。

地下鉄が、昔とは比べ物にならないほど発達してて
どこでも行けるのがとてもうれしかったです。
初日の夜は弟家族とサムギョップサルをおなかいっぱい食べ、
ビールをたくさん飲み、
公園で6歳の甥っ子と遊んでホテルに戻ってから、
ラウンジでワインを飲み、ホテルのバーで飲み、また別のバーで飲み・・・
家族に呆れられましたが、二日酔いはしませんでした。笑

韓国お墓参り旅行9:旅行のブログ

2011-08-29 | 韓国
今回の旅行日記最終回です。
長々とお付き合いいただいてありがとう。

こういう旅行の日記は、帰ってから写真見ながら思い出して書くんだけど
自分にとっては、大事なアルバムみたいになりますね。
読んでる方が面白いかどうかはともかく
普通の日の日記よりももっと、懐かしいものになる。
普通の日のブログは、あまりに多くて
滅多に読み返さないけど
旅行の時のは、時々見返して、楽しかったなぁと思います。

右下のカテゴリー欄にあるけど
オーストラリアもタイも直島も
短い小さい旅行も長めの旅行も
全部、わたしの大事なアルバムです。

さて、韓国旅行の写真、記録用じゃなくて
撮りたくて撮った写真からたくさん貼ってみます。
上の写真は、ホテルのレストランから釜山の街を見下ろしたものです。


午後の国際市場


かき氷屋さんが並んでいます。実物はカラフル。






屋台。宴のあと。


昨日書いた猫。


夜のネオンの光が車に反射してる。


バー、ピーターパンと書いてある。


賑わっている店。うどん屋さんのようです。


誰かに電話したくなる。


韓国お墓参り旅行8:夜の街と写真と猫

2011-08-28 | 韓国
最後の夜、ホテルに戻ったあと、手ぶらでカメラだけもって
そのあたりの写真を撮りに出ました。

屋台や、通りの店や人を撮っていると
足元にふわっと何かの感触が。

黒猫でした。
黒猫が素足の足首にすり寄っていたのです。
人なつこい猫だなぁ。
雨のぱらつく涼しい夜、旅先、カメラ、黒猫。
できすぎな舞台装置ですが
夜に黒猫の写真はむずかしい。
これは数枚撮った中でも一番ぶれてる写真だけど
この写真が一番好きです。
ぶれてるけど好きって写真も多いのです。
でも狙ってできるわけじゃないし、
やっぱりぶれないように色々頑張って撮ってるのだけど(笑)

夜ひとりで知らない街の写真とか撮ってると
すごく久しぶりに、ちょっと夢中になりました。
日常のどうでもいいもの撮りばかりのわたしですが
たまには非日常もいいものですね。

そしてアジアの路上は、ホント絵になる。
特にモノクロだと、誰が撮っても雰囲気が出ちゃうんじゃないかな。
こういう写真を撮るためだけに旅行に行くのもいいけど
わたしは、やっぱり美しい自然の風景より
街のごちゃごちゃの方が撮ってて楽しい。
住むならヨーロッパの都市の方が好きだけど
写真はこういう場所を取るのが、ものすごくしっくりくる。
自分の中にあるアジアって、案外強いのかもしれないな。

明日はもう少し白黒の写真ばかりアップします。

韓国お墓参り旅行7:切手と言葉

2011-08-27 | 韓国
郵便局を見つけたので行ってみました。
友達に出す絵はがきも書いて
持って行きました。

まず絵はがきを出して、エアメイルです、
スタンプでなく切手を貼って下さいね、とお願い。
にこにことオーケーオーケー、な感じで
切手ではなく領収済シールを出して貼る職員・・・。
そりゃ、それスタンプではないけど
そのシールじゃ同じことやん~!
どうやらわたしの韓国語の意味、通じてなかった様子(笑)
せっかくのハガキなので、郵便局で処理するスタンプやシールではなく
普通の切手で送りたかったんだけど、まあ仕方ない。

そして記念切手ありますか?
普通切手も見せてもらえますか?と見せてもらうけど
記念切手はこの恐竜シリーズ1種類だけでした。
前の分とか、もう全然置いてないのかな。
このシートと、他に少々の普通切手を記念に買いました。

韓国には切手を集めてる人ってあまりいないの?ときくと
たくさんますよ。と答えるんだけど
郵便局の雰囲気や建物は日本の郵便局よりそっけなくて
熱心に切手を出してる様子もなくて、ちょっとつまらない。
最近フィンランドに行った友達から
フィンランドの郵便局の素晴らしさを聞いて写真も見たあとでは
日本や韓国の郵便局はディズニーランドと市役所くらいの差がある!

でも、今回の旅行で一番韓国語をしゃべったのがここかもしれない。
長い間使ってないので、すっかり忘れちゃったけど
最低限の話はできるかな。
湯布院の近くに「クロカワ」という温泉を知ってるかときかれました。
有名なの?わたしは知らなかったけど
アジアの方がよく行かれる温泉地なんでしょうか。
湯布院は高いからねぇ。

久しぶりにまとまった韓国語の会話をしたけど
日本語じゃない言葉をしゃべるのは、下手でも楽しいな。
郵便局の方は親切で感じよかったです。


韓国お墓参り旅行6:カタツムリ化粧品

2011-08-26 | 韓国
韓国旅行した人に、よくお土産に
顔用パックのマスクシートをもらうけど
あれ、好きなのです。
大体、パック系は全部好きだけど
シートは洗い流さなくていいし
その間リラックスできるので大好き。
コットンにたっぷりの化粧水で自分でやっても同じような効果があるけど
マスクシートの方が簡単だからね。

それで今回は、地下街のかわいいコスメショップで
安~~いシートマスクを大量に買いました。

これで当分、紫外線や汗や睡眠不足にお疲れの
肌をいたわってやります。

今日のトップの写真はワインパック。
これは激安、ではなく、普通くらいの値段のもの。
でも同じものを日本のネットで買うと3倍したので、やっぱりお得。
ワイン抽出物?の入った葡萄ジュースの匂いのシートマスクです。
シートが純綿100%で、かなりいい感触で気に入ってます。
しかも、安いの方のシートに比べると
やっぱり翌日の肌の感じも全然違う。
このシリーズも数種類あって、どれも中々いいです。


さて、今回免税店でサンプルにもらったのが
カタツムリエキスのフェイスマスク。
そういえば旅行前にいろんな女性に
カタツムリの化粧品買うんですか?って聞かれた。
流行ってるんでしょうか。

フェイスマスクのシートって
たっぷりの化粧水や美容液がとろんとしみ込ませてあるのですが
それがカタツムリだと思うと、わたしには無理!と拒否感が。
でも、せっかくもらったサンプルだから
旅行中に試してみました。えいっと。
すると、匂いも普通の化粧品の匂いだけだし
全然カタツムリなんてわかんない。
あたりまえか(笑)。
感想は・・・まあ、悪くはない。普通に効果はあります。
でも特にカタツムリならではの効果はわかりませんでした。
お土産に少し買おうかと思ったけど
結局カタツムリでなく、普通の
ミルクや蜂蜜やハーブなどのフェイスマスクを買いました。
カタツムリ入りはそれなりに高いし
安いものは効果がわかんないし、
それなら普通のものでいいやと思って。
でも、母がまとめて買ったクリームをひとつ分けてくれて
それはカタツムリ成分73%と書いてあって
ひぇ~、ほとんどカタツムリやん!とびっくりしてたら
90%のを見たことがあるという人がいて
それって、もうカタツムリをじかに肌の上歩かせてる気分かも。
女性の美への執念はすごいな~(他人事?)

いやぁ、いろんなものが流行るもんですね。

韓国お墓参り旅行5:買ったもの

2011-08-25 | 韓国
食べ物はわかったから、ショッピングの話を!
という友達の声が聞こえてきそうなので、買い物の話(笑)

いやはや、この円高。

買い物が安くできるので
うれしかろうと言われますが、銀行にまとまったドルを持ってるわたしには
悪夢でしかありませんよ(笑)
とはいえ、それはそれ。
安いなぁといいつつ、母たちの買い物に付き合ってきました。

母は買い物が好きで
特に庶民的な市場が大好きで
人ごみの中、小さい店でお店の人とどんどんやりとりしながら
値切るのが大好きな人です。
そこは、わたしと正反対(笑)

これは国際市場(クッチェシジャン)というところ。



安い服や靴や屋台の食べ物や、何でもあります。
Tシャツや夏用のワンピースなど
数百円からなので、お土産を買ったりします。
上手に探せばいいものもあって
義妹などはすごく似合う素敵なワンピースを買ってた。
わたしは、ここでは絵葉書しか買わなかったなぁ。

これは問屋ビル?で、大阪の鶴橋の原点みたいな雰囲気ですね。




ここではわたしも赤いサンダルを買いました。700円(笑)。
あと、韓国の民族靴?コムシンというゴムの靴があるのだけど
それをイメージしたと言う靴もかった。

先っちょが尖って、つんと上を向いている
ちょっと不思議なデザインだけどジーパンの素足には、合う。

そして免税店。
母はここでも市場と同じよう楽しく買い物をします。
さすがに値切りはしないし
ゼロが2つ3つ違う買い物だけど、
エルメスの店員とでも市場のおばちゃんと同じ感じで
仲良く話し込む(笑)。
ここではわたしはほとんど
甥っ子姪っ子と荷物番でした(笑)。
買い物は好きだけど、流行に興味がないし
服にもあまり興味がないので
ノリが悪いのです(笑)。
ロエベの素敵な小さいバッグがあったんだけど
色が微妙で買えなかった。買えばよかったかな?
(女友達はみんな買えばよかったのに!と言う)
でも最後に、化粧品少々と、フェンディのサングラスを買いました。
わたしが今持ってるブランド品は
ほぼ全部、母にもらったもので
自分で何か買ったのは久しぶりです。サングラスひとつといえど。

あと地下街の若い子向けコスメショップで
容器のかわいいクリームとか買いました。お土産用。


ほかにはコンビニやスーパーでお土産用などの食べ物をこまごまと。
外国のスーパーは楽しいですよね。大好き。

韓国お墓参り旅行4:食べたもの

2011-08-24 | 韓国
もう、他のことはいいから
食事の写真を見せて!といわれそうなので
今日は食べたものの写真(笑)。

女子供だけなので贅沢はしていません。
ほとんどその辺の食堂などで食べました。
また、小さい子どもが一緒だったので
朝はベーカリーカフェでパンと珈琲にしたり、
自分だけの旅行では絶対食べないホテルのビュッフェに行ったりで、
ディープな美食探索はできなかったですが
それなりに色々おいしくいただいてきましたよ。


これはカルビチム。
骨付きカルビをとろとろほろほろに煮込んだもので
辛くないので子どもたちも大好き。
すごくおいしかったです。


冷麺。お店によって違うけど
ここのは麺が細くて食べやすかったです。
今回はどこで食べてもスープがかき氷のようにしゃくしゃく氷まじりで
すごく冷たくてさっぱりおいしかった。


おなじみ石焼ビビンバ。
ビールはどこで飲んでもこのビールでしたね。
よく冷えてておいしかった。

他は、あわびのおかゆや、キンパップ(韓国海苔巻き)など
普段着のものを普通に食べていました。

今回、途中で謎だったものは、通りがかりに見たこのメニュー看板。

容器が動態チゲ!?
アジアでは変な日本語訳によくお目にかかるけど
これもかなり変。
気になって仕方ないので、買い物の時にお店の人などに
きいてまわりました。
音だけなら、この訳もありのようだけど
本当はヤンプニという鍋(アルミ?のペコペコの安鍋)でつくる
お魚(たら)のチゲ(鍋物)だそうです。
この鍋はラーメンを作る時に使うような
薄くて安い金色の鍋で、あちこちへこんでたりして
これはすごく庶民的な食べ物だそうです。

これは機内食の写真。行きのは何とピンクのパン!



ぎょっとしながら食べたら、案外おいしかった。
果汁系の色ではなく、ほのかに甘かったので
紫芋の色と思う。
30年、40年前の機内食のパンは本当にまずかったので
おそるおそる食べたけど、これは売ってたら買うかもしれないレベルでした。

韓国お墓参り旅行3:廟

2011-08-23 | 韓国
廟、って一体なに、それ?って
去年だか、父が一族を祀る廟を建てたと聞いた時
びっくりしたけど
実物を目にして、あらためてびっくり(笑)。

父の家の裏道を数分行くとありました。
大きな門。


門の中に入ると、お堂?のようなものが建っています。

お堂の中は見なかったけどどうなっているのかな。
板敷きで何か置いてあるのかな?

敷地内にある石碑には、父の人生が簡単に記されているようです。
わたしの名前もあった!



wikiによると廟とは祖先を祀る場で、
父が建てたのは氏族が先祖に対する祭祀を行う宗廟、ということになるのかな。
でも、こういうのを建てるのが韓国で一般的なわけではないと思う・・・。
父のすることはよくわかりません(笑)。


この廟や父の家のまわりは田舎で
フォトジェニックな風景がたくさん。









韓国お墓参り旅行2:お墓

2011-08-22 | 韓国

釜山から高速2時間弱、馬山の田舎に、父の育った村があります。
馬山は、釜山より田舎の海の近くの町だけど
高層マンションが建ち並んでいます。
奥の方の白い影も全部マンション。すごいなぁ。

日本にはない風景だけど、発展途上のアジアの国では見る風景だな。
地震がないからだろうし、人口がどんどん増えて行ってるからでしょうか。

父は長男だけど日本にいるので
彼の育った家は次男である叔父が住んでいます。
ここは馬山中心から車で30分弱くらいですがかなり田舎です。

わたしが5歳くらいで初めて訪ねたときは、
電気もないようなところで、庭には牛や鶏がいて、
トイレも外の小屋で、こわかったし
ひたすら日本に帰りたかったなぁ。
今はそのころより随分きれいになっていますが
まだ面影はのこっています。

この近くに、父が帰省時に泊まる家を数年前?に建てたので
1泊目はここに泊まりました。

外観は何風かわかんない不思議な家だけど
この辺の家は、わりとみんなこんな雰囲気。
おそらく、洋風のつもりなんだと思う。
でも、不思議にエキゾチックなアジア風に見えます。
中は洋風だけど床はオンドルと言う昔ながらの床暖房で
冬は暖かいです。

このピカピカメタリックの紫のものはエアコンです。
日本にはないデザインだなぁ・・・。


お墓は道なき道を行く山の中にあります。



ぽこんとおわんを伏せたような形の土葬のお墓で
子どもの頃は
草がたくさん生えると、どこがお墓か
わからなかったくらいの素朴なお墓だったけど
今では石碑もあり、お墓の下に土台もできて
随分ちゃんとした感じになっています。



小雨の降る日で、かなり涼しかったのだけど
山の中を歩くと汗だくになりました。

わたしが生まれた時に女の子だったので、
がっかりして怒ったというおばあちゃん、もう許して下さい。
会ったことのないひいおじいさん、ひいおばあさん、
長い間来ないでごめんなさい、怒ってませんよね?
など、ぼんやりとご挨拶。
3歳の甥っ子も、帰り道は抱っこしてくれ~とべそかきながらも
何とか自分で歩いて山を降りました。

明日は父の建てた一族の廟のことを書きます。

韓国お墓参り旅行:1

2011-08-21 | 韓国
旅行の日記を書く時は、いつもわりと時系列にそって書いてたけど
今回はもっと大雑把に行きます。短い旅行だったし。
今日は、お墓参りの経緯。

父は韓国生まれの在日1世、母は日本生まれの2世なので
わたしは2.5世ということになるのかな(?)
父の田舎は釜山から高速を1時間半とばした馬山というところの
田舎にあります。

小さい頃から毎夏帰省してたけど
わたしは町の子で、田舎に慣れないし。
言葉も全然わからないし、友達もいないし、で
全然楽しくなかった。
田舎の良さが少しはわかるようになったのは
大人になってからですね。
でも結婚後は海外駐在などで、日本にいなかったので
韓国の田舎に行くことは全然なくなって
祖母(父の母)が亡くなったときも行けなかった。
結局彼女が死んでから15年以上
お墓参りもしてなかったわけです。
数年前一度行ったものの
ずっと大雨に降られて、結局お墓参りはできずだったので。

ここ数年色々と大変なことが続き
特にこの一年はいろんな問題が降り掛かってきて、
決まった宗教を持たないわたしだけど
困ったときのご先祖様頼り?(笑)。
母、叔母(母の妹)、義妹2人(わたしの弟2人の奥さんたち)
甥っ子2人姪っ子1人で行くお墓参りに誘われたとき
ついて行くことにしたのでした。
まあ、15年以上ほったらかしにしてて
今頃挨拶に行っても、かえってご先祖様の機嫌を悪くしちゃいそうだけど。

そういうわけで総勢8人の女子供旅行に行ってきました。
明日は、田舎のことを書きます。