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無暖房生活の勧め

2014年01月25日 00時25分00秒 | エッセイ &余談 ・短感・片言雑事
1月23日の朝日新聞の社説欄のコラム「社説余滴」に社会社説担当の稲垣えみこ氏の一文が掲載されていた。
タイトルは、『やみつき「暖房ゼロ生活」』となっていた。

私と同じような人は、かなり少数派ではあるが、少なからずいるとは思っていた。
しかし女性の場合、本質的に先ず外見や世間体を気にするので、ほとんどいないのではないだろうし、そうしたことが理解できないのではないかと思っていたが、私が違っていた。
(ステレオタイプ思考を反省してます。)
私も、以前このブログでも無暖房生活の一端を紹介しているが、改めてその実態と、よさを紹介したい。

私も、何年か前から、エアコン ストーブ類 コタツ類 電気カーペット類等の電気や石油を使用したりする暖房機器は、一切使用しない無暖房生活を送っていて、電気製品の余熱の熱源も限られている。
例えば、暖房機器ではないが、小さな湯沸し用のケトルは使用している。
調理や炊飯はすべて、電子レンジと電気釜である。
以前、瞬間湯沸かし器はあったが古くなったので廃棄した。
今は、ガスは基本料金の支払いが無駄になるので止栓している。
したがって、ガスの廃熱で室内が温まることは無く、電気釜や電子レンジや小さなケトル(保温タイプではない)の余熱が多少発生する程度ということになる。

無暖房生活で、一番問題になるのは寝るときの冷えである。
数年前は、寝るときに使い捨ての携帯カイロを、足元のあたりのマットの下に入れていたが、去年は数回使ったきりで30個入りの携帯カイロの残り、多分20個以上は手付かずのまま置いてある。

3-4年前までは、湯たんぽも使っていた。
古い長屋の、玄関の通路兼私の寝室はフローリングで、その奥に畳敷きの居間があり、私はフローリングの上にマットを敷いて寝ているが、冬は冷え込んでコタツ無しには寝られなかった。
4-5年以上前から、寝る前にマットの下を断熱シートでしっかり断熱(反射面を上にし体からの輻射熱を逃がさない)すれば暖かいことに気付き実践したが、それでも冷え込んだので、湯たんぽや携帯カイロを使用して足元の冷えを防いだのだ。
ここ数年、マットの下の断熱シートの枚数を増やすと(最近では厚いものに置き換えている。)しっかり断熱でき、携帯カイロや湯たんぽも要らないことが分かった。
それ以来携帯カイロや湯たんぽも全く使わなくなった。

居間は畳敷きであるが、布団を押入れに入れ、マットを折りたたんで居間の横に立てかけた後で、フローリングの寝室に使用しているた断熱シートを、そのまま居間に引きずり込んで絨毯代わりに使用しているので、断熱シートの上では、座布団無しでも暖かい。
ただ、すわり心地を良くするため座布団は使っている。

冬が近づくと、晩秋から欠かせないのが冬用スリッパだ。
冷えは足から来る。
3年前まで、分厚い毛糸の靴下を履いていて、スリッパは使用していなかった。
外出するとき脱がなければならず不便で、断熱効果も少ないし、数ヶ月履くと穴が空いた。
そこで、安い冬用のスリッパを買った。
スリッパは1-2ヶ月で型が崩れて風通しが良くなり、保温性がなくなるので買い換えている。
便所に入る時と座布団に座る時以外は、畳の間も含めずっとスリッパを履いたまま過ごしている。
お陰で、外出時も靴下を脱がなくて済むし、靴下も秋用のもので問題なく、足元が冷えることは無い。

電気ケトルは、コーヒーを飲むときに朝夕使うが、暖房用として蒸気をわざわざ出したりしたことはないし、手あぶりの代わりにもしていない。
無論、コーヒーを淹れるまでの間、たまに手を当てることもあるが、寒いからではない。
食器洗いはすべて無加熱の水道水で行っている。

家の中は、最低気温で6度程度になる。(年に10回も無い)
昼間でも寒いときは、8度ぐらいのときは良くある。
したがって防寒着の上着は、冬山やスキー装備のものを使用している。
下半身は。防寒ズボンを3枚重ねている。
ズボン下を重ねて暖かくする方法もあるが、外出時に温度調整しにくいので、ズボン下は通常の室内用のパッチ一枚で、その外側は、防寒ズボンを3枚重ねている。
近くのスーパー等に外出するときは、外側の防寒ズボン2枚を脱いで出かける。

この状態で、室温7度でも寒さを感じずに、快適に過ごしていて、食事をすると体温が上昇して暑くなりすぎて、防寒着の上着を脱ぐことが多い。
ただしデスクワークのときは、膝が冷えるので、普通のひざ掛けをしてデスクワークを行っている。
昼食後や、睡眠不足のときは、断熱シートの上で横になり、下腹部から足にかけてひざ掛けを掛けた状態で昼寝するが、冷えを感じることなく快適に昼寝できる。

無暖房生活のよさは、何より暖房費が要らず、地球に優しいことと、慣れると熱源に左右されず自由に動けることである。
そもそも、無暖房生活のきっかけは、暖房費の節減もあったが、コタツや電気カーペットに頼る生活になり、更にコタツに入ると100%眠くなり、何度もうたた寝をして、非常に不健康な生活になることに気付いたことが原因だった。
その意味で、無暖房生活になってからは、冬でも活動的になったと思っている。


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