線路端日誌

東海地方の鉄道を中心に、細かいネタからこつこつと。

貨物ターミナルの冬支度

2007年11月08日 19時28分56秒 | JR(北陸)
毎年晩秋の風物詩、ラッセル車の試運転が行われたというニュースが新聞に載っていました。これもまた風物詩です。

『JR西金沢支社 ラッセル車を試運転』北陸中日新聞

6日に南福井ー金沢間で試運転が行われたそうで、南福井へ戻るのは8日、つまり今日。運行時刻は分からないので、せめて止まっている姿を見ることはできないかなぁと思って東金沢へ行ってみたのですが…いませんでした。午前10時台なのでいると思っていたのですが。

乙丸陸橋の歩道を歩きながら金沢貨物ターミナルをのぞくと、構内の路面が濡れていました。よく見ると噴水のように水が吹き出ています。



雪国の方にはお分かりかもしれませんが、これは消雪装置の点検です。この時期は道路の消雪装置の点検も行われていて、雨でもないのに路面が濡れているということが金沢ではしばしばあります。ラッセル車は見られませんでしたが、貨物ターミナルの冬準備を見ることができました。

福鉄福武線再建三案示される

2007年11月04日 21時25分01秒 | 私鉄(北陸)
福鉄福武線存続についての協議会が11月2日に行われ、福鉄側から三つの経営再建案が示されたそうです。

示された再建案は

・新会社を設立、鉄道事業を福鉄から切り離し新会社に売却。
・名鉄が福鉄の債務を一部肩代わりし、名鉄保有の福鉄株式を第三者へ譲渡
・名鉄が増資を行い、福鉄が経営改善を実施。その後、名鉄保有の株式を第三者に譲渡

の三つ。

一つ目の案は、これまでもファンの間で想像されていたものといえます。
二つ目の案は、当面の危機をとりあえず逃れることになる形です。
三つ目の案。福鉄自体にまだ経営努力の余地があるのでしょうか。

いずれも名鉄は福鉄から撤退という形になります。名鉄はグループ全体での経営改善に大鉈をふるっているところで、赤字のグループ企業は大胆に切り捨てたいところなのでしょう。名鉄側からは「そもそも関連会社というだけで、なぜ名鉄の名が挙がるのか疑問」という声も出ています。確かにそんな気はします。

どの方向で行くのでしょうか。

福鉄福武線、幸橋へ戻る

2007年11月01日 19時51分31秒 | 私鉄(北陸)
先の日曜日から福鉄福武線市役所前ー公園口にある幸橋が全面開通し、福武線も車と一緒に橋を渡る形に戻りました。

『鉄道ファンも集う 6年ぶり幸橋全面開通』朝日新聞

新聞記事には写真も掲載されています。写っているのは800形で、おそらく特別列車として運行されたものでしょう。新しい幸橋にはセンターポールが採用されています。これは昭和初期の旧橋のデザインを取り入れているとのこと。

行って写真を撮って来たいところなのですが、とりあえず新聞記事を取り上げてみました。