線路端日誌

東海地方の鉄道を中心に、細かいネタからこつこつと。

名鉄2000系、ローレル賞を受賞。

2006年06月18日 11時04分45秒 | 名鉄
6月16日、鉄道友の会によるブルーリボン賞とローレル賞の受賞車両が決まりました。

ローレル賞に、ミュースカイこと名鉄2000系も受賞したそうです。

ローレル賞は技術的に興味深い車両に対する賞のようですが、2000系では車体傾斜機能が評価されたのでしょうね。

名鉄では5年前のモ800形以来のローレル賞です。

モ800は名鉄からは姿を消してしまいましたが、2000系は末永く名鉄で活躍することでしょう。

さて今回は、グッドデザイン賞の時のように何かステッカーとか付けられたりするのでしょうか?

800の時はひと月間ぐらい付けられていましたが。

名鉄HP:2000系「ミュースカイ」が鉄道友の会「ローレル賞」を受賞
http://www.meitetsu.jp/news/pdf/060616.pdf

ビール電車乗車記

2006年06月18日 10時52分15秒 | 私鉄(北陸)
昨日の夜、サークル仲間と一緒に石川線ビール電車に乗ってきました。

定期列車が鶴来へ向け出発していってから数分後、「ビール電車」という横断幕を前面に掲げた7112-7102編成が入線してきました。

検査から上がったばかりの編成なので、床下などぴかぴかです。

さて、グループ代表者が参加料金を払い、乗車です。

グループごとに席は決められているので、それに従って座ります。

テーブルにはビールと弁当形式のおつまみ。加えて、各自持ち込みのおつまみが並びます。

車内には至る所にキリンビールの広告が。

18時38分、野町駅出発。

「それでは出発いたします。」という車内放送がかかると、各テーブルで「乾杯!」の声が上がりました。

私も乾杯、ビールをグビリ。

冷房は入っていなかったのですが、窓が開け放たれていて、そこから風が入ってくるので、十分涼しい。

定期列車では通過しない西泉や野々市工大前などを通過しながら、意外に早く列車は走っていきます。

スピードが結構出ているせいでしょうか、揺れが結構すごかったです。

ハードな飲み会です。

外はだんだん暗くなり、19時05分鶴来に到着。

駅本屋のある1番線に入りましたが、すぐに転線。

いったん中鶴来方に引き上げてから、普段は使用しない3番線に入りました。

ここで、30分ほどトイレ休憩です。


真ん中のドアも使用されていました。


再び1番線に戻り、19時35分野町へ向け再出発。

行きでもそうだったのですが、ホームや対向列車の乗客が不思議そうな顔をしてこちらを見ているのが面白かったです。

途中道法寺と新西金沢以外は通過、20時ちょうどに野町駅に帰着。

あっという間の1時間半でした。

さて、このビール電車、飲み放題なのですが。

まったくだらしないことに、私は3杯ですっかり酔っ払ってしまいました。

もともと酒に弱い上に、電車の揺れが加わったせいでしょうか。

6月17,24日、石川線ビール電車運転。

2006年06月17日 10時27分13秒 | 私鉄(北陸)
毎年この時期になってきますと、各地でビール電車が運転されるというニュースを目にします。

北陸鉄道石川線もビール電車が運転される鉄道の一つで、毎年恒例の行事となっています。

使用車両は7000形。

ロングシートの間にテーブルが配置され、その上にビールやらおつまみやらが並びます。

去年乗りましたが、車内は盛況。

ビール(←飲み放題)を渡すアルバイトの人も忙しそうでした。

趣味的にこのビール電車が面白いのは、3ドアすべて開くということではないでしょうか。

普段3ドアのうち真ん中のドアは使用されていません。

野町駅や加賀一の宮駅が曲線状にあり、ホームとドアとの隙間が大きいためです。

しかし、定員制のビール電車ではお客さんの移動を迅速に行うためでしょうか、渡り板を用いて真ん中のドアも使用していました。

さて、個人的なことですが、このビール電車に今年も乗ることになりました。

暑い一日になりそうなので、ビールが美味く感じられそうです。

北陸鉄道HP「ビール電車運行」
http://www.hokutetsu.co.jp/tetsudo/beer/beer-train.htm

気動車の運転体験が、石川でも出来るかも。

2006年06月16日 10時48分24秒 | JR(北陸)
地元NPO法人が、昨年3月末に廃止された能登線の一部で、列車の運転・乗車体験を実施する事業計画を発表したそうです。

記事によりますと。

珠洲市の旧蛸島駅から穴水方面に約300メートル離れた地点に長さ約10メートルのホームを新設。

そこから川尻踏切付近までの廃線路約850メートルを利用して、運転体験・乗車体験を行う。

運転体験の対象は中学生以上で、事前に指導員から講習を受けたうえで、指導員が同乗するのが条件。

走行時速は約15キロ、運転時間は十数分程度。

土日を中心に1日約15回運行し、運転料は5千~8千円を見込む。

また、運転体験とは別に、乗車体験も土日などを中心に1日3回程度実施、乗車料は100~300円前後。

という計画だそうです。

旧蛸島駅で発着するわけではないようですね。

使用される気動車は、蛸島駅で保存中のNT100でしょう。

鉄道車両の運転体験は、既に横川のEF63や鹿島鉄道のキハなどが有名で、その他にも何箇所かで行われているそうです。

いずれも人気で、予約がいっぱいになることも多いとか。

鹿島や横川と違ってかなり行きづらいところにある、この蛸島でそういう事業をやると聞くと、まず第一に採算性の問題を思い浮かべます。

が、それが何とかなって実現した暁には行ってみたいですね。

鉄分だらけの自分には、奥能登へ行くインセンティブが出来ます(笑)

けれども蛸島まで行くのが大変です・・・あ、能登空港があるか。

asahi.com 廃線のと鉄道で運転再開!?
http://mytown.asahi.com/ishikawa/news.php?k_id=18000000606150004

電池で走る福鉄電車。

2006年06月15日 13時29分07秒 | 私鉄(北陸)
二日続けて福井鉄道関連の話題です。

一昨日14日付けの新聞記事によりますと、リチウムイオン電池を開発し、福井鉄道車両工場(←西武生ですね)で走行テストに成功したそうです。

以前562号で同じような実験が行われたそうですが、今回は別の車両だったようです。

30トンの電車って・・・何でしょう?

記事の中にありますが、深夜に福武線を試運転するとのこと。

見てみたいですが、時間等情報も分かりませんし、第一深夜・・・

実用化される未来を待ちましょうか。

6月14日付け県民福井記事
http://www.kenmin-fukui.co.jp/00/fki/20060614/lcl_____fki_____013.shtml

6月24、25日に福井鉄道80形、120形さよなら運転

2006年06月14日 21時45分36秒 | 私鉄(北陸)
福井鉄道HPに掲載されています。

今月24(土)、25(日)の二日間、在来車の主力であった80形と、
なかなか走るところを見られなかった120形のさよなら運転と記念撮影会が行われるそうです。

午前中から昼頃にかけ、武生新と田原町間を80形、120形が各1往復定期列車として走行。

その後14時から17時までの間、西武生駅構内に両車配置され、撮影会となります。

岐阜からの移籍車の調子もそろそろ安定してきたので、旧型車もようやくお役御免ということでしょう。

梅雨時で天気が心配です。

晴れて欲しいですけど、厳しいかな。

ところで、141はどうなるのでしょうか。

残るなんてことを、風の噂(笑)で聞いたことがありますが。

福井新に留置中だった頃の120形(奥)。

名鉄、河和線2駅廃止検討。

2006年06月11日 10時45分45秒 | 名鉄
西尾線に続き、河和線の小駅廃止も検討されているそうです。

「名鉄が河和線2駅の廃止を検討 椋岡と布土」中日新聞6月10日付け

椋岡と布土(ふっと)がその対象。

椋岡駅は隣の駅と大変近く、そのため普通列車も通過する駅として名鉄ファンには有名な駅です。

いままで残ってきたのが不思議に思えます。

布土駅は・・・他にも同じような規模の駅があったような。

名鉄は現在SFカードシステムの全線への導入を進めているところです。

利用客の少ない駅に多大な投資をして整備をしても、意味が無い。

ならばこの際利用が極めて少ない駅を整理してしまおう、ということでしょう。

すでに西尾線の3駅、廃止の方針が出されており、地元自治体は困惑、反発しているようです。

これは以前に書きました。

もし実際に廃止とするならば、近接駅を使いやすく改良することが求められるでしょう。

今後の名鉄、自治体等の対応、注目です。

桃花台線廃止申請

2006年06月10日 10時00分21秒 | 私鉄(東海)
去る6月7日、桃花台線の廃止許可申請書が提出されました。

代替バスも運行されることですし、問題なく、9月限りで運行は終了でしょう。

経営の合理化、運賃値下げ、それと上飯田連絡線の開業。

これらをもっても赤字解消には至らず(それでも1日あたりの利用者は3100人いるのですね)、ついに廃止の憂き目に。

桃花台線には、一度だけ乗ったことがあります。

昼下がりで乗客は少なく、その中で小学生がわぁわぁと騒いでいました。

あまりバブルに踊らなかったといわれる東海地方の、バブルの遺産。

景気が最近よくなったとかで、プチバブルな傾向が見られるところもあるそうですが、桃花台線の廃止はいい薬になるのでしょうか。

公式発表(PDF)
http://peachliner.jp/haishi_shinsei.pdf

7000系45周年。

2006年06月10日 09時53分06秒 | 名鉄
特にイベントなども無くすっかり忘れていましたが、今月で名鉄7000系は
デビューから45周年なのですね。

未だにトップナンバーが本線系を快急や急行で健在なので、そこまで古い感じがしません。

45周年なのを思い出したのは、5年前の40周年記念板が付いた写真を見つけたからです。

写真は、7004。新岐阜駅(当時)にて。

50周年まで7000系は本線上に残れるのでしょうか。微妙です。

このころはキャノンFTbという、フルマニュアルカメラを使っていました。

学校通いのカバンの中に、この地味に重いカメラを忍ばせていたのも、今は思い出。

加賀百万石祭り、明日から。

2006年06月08日 21時59分56秒 | 雑記
明日、6月9日から11日にかけて、金沢では百万石まつりが行われます。

灯篭流し、百万石行列、百万石踊り流しなどなど様々なイベントが企画されていて、まちなかは大変賑わうことでしょう。

一番混むと予想されるのは、百万石行列(利家公、今年は高嶋政宏さん)のある土曜日。

金沢はもともと渋滞が酷いのですが、いつも以上に市内中心部の混雑が危惧されます。

そのため、土曜日はパーク・アンド・バスライドが行われます。

泉野総合体育館、市民芸術村、大桑高架橋下、NTT鳴和ビルの4か所に、合わせて約720台分の駐車場が用意されます。

そこから街中へバスで移動ということになります。

パーク・アンド・バスライドの利用者には、一人当たり200円のバス運賃割引券が進呈されるという特典があります。

駐車料金は無料、バス料金はタダになるわけではありませんが、混雑緩和には役立つといいのですが。

ぜひ、この期間に金沢へ来られる方は、ご利用を。

百万石まつりホームページ
http://100mangoku.net/