老いの途中で・・・

人生という“旅”は自分でゴールを設定できない旅。
“老い”を身近に感じつつ、近況や色々な思いを記します。

「忖度」される側が問題

2019年04月06日 20時00分22秒 | 政治・経済・環境・核兵器など
 塚田とかいう馬鹿な副大臣が、「下北道路」の建設計画を巡って、安倍と麻生氏に忖度して、担当副大臣という立場を利用して有利な取り計らいをしたという、本当に政治家とも思えない馬鹿な発言をして辞任に追い込まれました。
※ 最初「下北道路」と聞いて、青森の下北半島に関わる件だと思ったのですが、どうやらそうではなくて安倍首相の地元の下関と、麻生副総理の地元である北九州を結ぶ道路のようでした。

 この問題を巡っては、マスコミや野党などは、やれ安倍一強による弊害とか、利権誘導の典型とかと非難をしておりますが、問題は“忖度をする側”ではなくて、“忖度をされる側”だということでしょう。

 常識からいえば、「忖度される」ということは、

 “その人が、自分の地位や立場を自覚せずに、自分が権力を持っていることを心地良いと思っていて、自分を褒める人や、自分に媚する人を愛しく思うことが周知されていて、この人に忖度することにより、有形無形の利益或いは恩恵が期待できる”

と思われているということでしょう。
別の言葉で言えば、“人格がない”ということで、透明性や公正さを人一倍求められるべき地位や権限の大きさに対する自覚などが一切感じられないということでしょう。


 事実、安倍首相にしても、麻生副総理にしても、この報道がされても、自分から相手を非難するのではなく、逆に相手を庇うような姿勢をとっていたようです。

 まさに、この子分が慕う親分なのですから、この程度ということでしょう。(まさ)


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