現在スペイン旅行中の写真を整理中ですが、帰国して新たに思い起こしたことがあります。
それは、「我が日本人は、温水洗浄便座なしには生活できない民族になっているのでは?」という事でした。
「温水洗浄便座」などというややこしい名前を言いましたが、要するにウォシュレット或いはシャワートイレと称する、下から水やお湯が出てお尻を洗ってくれる便座です。
(ウォシュレットやシャワートイレと言う名は、ブランド名らしいので、敢えてややこしい名前を遣いました。)
私事で恐縮ですが、私は毎日朝晩キチンと排便しますが、もう30年以上もこの種の便器を使っていて、排便後の清潔感が保たれているように思いますし、やや出にくい時には先にやや冷たい水をお尻に当てることで排便が催される時もあります。
先日のスペイン旅行ではスペイン国内だけでなく、途中のカタールでもこの種便座は目にすることがありませんでした。(思い起こせば、今迄の海外旅行でも同じでしたが・・・)
正直言って、10日以上もこの装置のない便座での排便は大変でした。
何処でもトイレットペーパーが固くて、拭いてもお尻が綺麗に拭けていない気がし、遂に3日目以降は、朝の排便後にトイレットペーパーで拭いた後に、シャワー室に行ってお尻をシャワーで洗うという事になりました。
私だけでなく、日本人の多くはもう温水洗浄便座なしでは生活できない状態になっているのではないかと心配する次第です。
何れにせよ、トイレットペーパーの軟らかい品質と言い、トイレ専用の芳香剤など、日本人は排便という行為をいかに快適に行うかを、本当に大事にしている稀有な民族だという事を改めて気付かされました。(まさ)