都市名と主要駅の名前が違う所は、福岡市と博多駅などもありますが、大阪の場合は少し違います。
先ずJRは「大阪駅」ですが、これと直結している私鉄の阪急と阪神は(両社は数年前に合併しH2Oという社名になりました)いずれも「大阪梅田駅」ですし、地下鉄も「梅田駅」なのです。
このために、多くの観光客やインバウンドがまごつくことになるのですが、その由来が大阪らしいです。
1874年に国鉄が開通し、「大阪停車場」が現在の大阪駅の場所に設置されました。
当時の大阪の中心地は堂島界隈で、新設の大阪駅は蒸気機関車から出る火の粉に拠る火災を恐れて、中心地を外れた淀川の支流沿いの沼沢地に造られたのです。
この地は、田んぼを埋め立てて造った(埋め田)土地で、周囲も「埋め田」をもじって「梅田」として発展したので、「大阪停車場」は、市民からは「梅田ステンション」或いは「梅田ステーション」の名で親しまれていたようです。
このような事情で、阪急や阪神は、大阪駅近くに乗り入れる際に「阪急梅田駅」「阪神梅田駅」としましたが、これは共にその後「大阪梅田駅」に代えられました。
これに伴い、大阪市が地下鉄を整備するに当たっても、御堂筋線は「梅田駅」、谷町線は「東梅田駅」、四つ橋線は「西梅田駅」として開業しました。(まさ)
※ この項は、「大阪『地理・地名・地図』の謎」(谷川彰英、実業の日本社)、<WIKIPEDIA>などを参考にさせて頂きました。
以前に、我が家ではコメ不足はそれ程問題ないと書き込みましたが、今日は久しぶりにカレーライスでも食べようと思ったら冷凍庫にご飯のストックがなく、慌てて焚きましたが、冷蔵庫の中に昨年スペインで買ってきたサフランがまだ少し残っていたのでサフランライスにました。
サフランライスのカレーライスも中々の味でした。(カレーは生協配達のレトルト品です)