4月2日付の毎日新聞によると、明治安田生命が人の遺伝子情報を保険サービスに活用する検討に入ったとのことです。
遺伝子情報の分析は急速に進展しているようで、個人個人の病気リスク等がある程度判るようになるのもそれ程遠くないでしょうから、営利会社としては当然のことで、他の大手保険会社でも同様の検討が進んでいると思います。
素人としての思いつく変化は、
◆確かに「その人に合った病気予防や治療」を提供出来れば、保険金の支払いは減る事になり、保険会社の収益改善に寄与することになるでしょう。
◆逆に、保険情報を材料として、加入者の差別化もあり得るでしょう。
現在の生命保険は加入年齢や性別などで算定されていますが、この方法ではなく、病気になり易い遺伝子を持っていると、保険料が高くなり、逆な場合は安くなるというように…
◆逆に、加入者の立場では、ガンなどに掛り易い遺伝子を持っていると知った人が、高額保険金の商品を選ぶことになるかも知れませんし、病気になりにくい人が生命保険に加入しなかったりと、色々な選別の変化も予想され、現在の生命保険制度そのものが大きな曲がり角になる可能性もあるでしょう。
既に米国やドイツでは、遺伝情報に基づく差別を禁止する法律があるようですが、遺伝子分析の技術進歩により民間会社が色々な遺伝子分析を簡単にできるようになるのも間もないでしょうから、ここら辺の法整備が急がれますね。(まさ)
遺伝子情報の分析は急速に進展しているようで、個人個人の病気リスク等がある程度判るようになるのもそれ程遠くないでしょうから、営利会社としては当然のことで、他の大手保険会社でも同様の検討が進んでいると思います。
素人としての思いつく変化は、
◆確かに「その人に合った病気予防や治療」を提供出来れば、保険金の支払いは減る事になり、保険会社の収益改善に寄与することになるでしょう。
◆逆に、保険情報を材料として、加入者の差別化もあり得るでしょう。
現在の生命保険は加入年齢や性別などで算定されていますが、この方法ではなく、病気になり易い遺伝子を持っていると、保険料が高くなり、逆な場合は安くなるというように…
◆逆に、加入者の立場では、ガンなどに掛り易い遺伝子を持っていると知った人が、高額保険金の商品を選ぶことになるかも知れませんし、病気になりにくい人が生命保険に加入しなかったりと、色々な選別の変化も予想され、現在の生命保険制度そのものが大きな曲がり角になる可能性もあるでしょう。
既に米国やドイツでは、遺伝情報に基づく差別を禁止する法律があるようですが、遺伝子分析の技術進歩により民間会社が色々な遺伝子分析を簡単にできるようになるのも間もないでしょうから、ここら辺の法整備が急がれますね。(まさ)