老いの途中で・・・

人生という“旅”は自分でゴールを設定できない旅。
“老い”を身近に感じつつ、近況や色々な思いを記します。

大泉緑地と近くのY氏菜園へ  その① ~大泉緑地~

2021年11月07日 20時00分37秒 | 旅行/色々な風景

 今回のツレアイの入所の経緯をブログで知った堺市の知人が、「一度気分転換を兼ねて、来ないか」と誘ってくれたので、昨日朝から出かけました。

 この知人(Y氏)は、私より一つ年上ですが、一緒にボランティア活動をしたり、飲み会を開いていました。
 仕事の分野は違うものの、共に台湾に縁があり同じ時期に同じ場所で仕事をしていた事も判り、同じような経歴を持つ同じボランティア仲間と連れ立って台湾を訪ねたこともありました。

 先ず、新金岡に住んでいるY氏の家に行き、私は彼の奥さんの自転車を借りて、一緒に大泉緑地や彼がやっている菜園を回ることにしました。


 大阪府営大泉緑地は、私のボランティア活動の原点とでもいう場所で、20年ほど前になりますが、この公園を本拠として障がい者や高齢者向けの園芸に関する講座などの活動をしていたボランティア団体に入れてもらい、その後この公園内で講座に必要な実習花壇や農園を作り上げて、色々な実習活動をすると共に、ここで得た経験を元にあちこちの障がい者や高齢者施設の花壇設計や花壇造り・管理指導などをしていた、非常に懐かしい公園です。

 その後、大阪府の公園施策が変化し、ボランティア活動の締め付けが出てきたり、ツレアイの認知症が判明するなど私の環境も大きく変わり、大泉緑地の活動から手を引くことになりましたが、府の方針変更もあり、このボランティア団体の活動も間もなく終息したようです。

 ということで、今回の大泉緑地訪問は7年ぶりくらいになるでしょう。


 先ずは懐かしの「はないずみの庭」です。

 大阪府から、講座関係の実習花壇設置の了解を頂いて、駐車場の北側の荒地の除草/石ころ取り除きをし、造園関係の経験がある私が設計図を書いて府に提出して、必要な資材(レンガなど)提供と工事関係機材使用の承認を頂いて、土木工事の経験など全くないボランティア仲間と共に、約1年かけて作り上げた花壇で、「はないずみの庭」という名前もボランティア団体が主体になり公募の形で命名したものです。

 花壇完成後は、講座の受講生たちも一緒になり色々な樹木や花類を植えて、その後ボランティアが週2回の活動日に手分けして手入れをしたり、講座の実習に使用していました。
 Y氏はその時のボランティア仲間で、女性メンバーが多い仲間の中で一緒に力仕事等を担当していた仲です。

 
 その後は、秋が深まる大泉緑地の中を懐かしく見て回ったり、「ふれあいの庭」にも立ち寄り、公園の東口から出てY氏の畑に向かいました。(まさ)



<はないずみの庭>

シンボルツリーでも言うべきジャカランダで、私のブログのトップの写真はこの樹木の花です。
小さな苗木を植えたのが、随分大きくなりました。数年前の台風で枝がかなり折れたり痛んだようですが、すっかり回復し幹も太くなりました。

この園路も自分たちの手で作りました

この円形の花壇も同様ですが、苦労しました。

現在はコスモスが沢山植わっていました。

<大泉緑地の風景>

紅葉が始まった園路

流れもあります

クヌギ林。 この落ち葉を集めて堆肥作りをしました

頭泉(かしらいずみ)池  自然のまま残されていて野鳥類が多くて、カメラを構えた人が多いです。

<ふれあいの庭>

私の好きな場所です。 車いすの高さから見ると人造の池が、奥の大池と一体化して見えます

イチイの垣根に空いた「窓」からの風景

ここもコスモスが見頃

同上

黄色のコスモス

ムラサキツユクサ


今日の夕食
里芋とイカの煮付け/ワケギのぬた/紅鮭の焼き物/定番の湯豆腐/茶碗蒸し

里芋は昨日、Y菜園で頂いてきたもの。教えて頂いたように、先ず洗ってからそのまま湯通しすると、簡単に皮が剥けて楽勝でした。因みに里芋とイカの煮付けはツレアイの大好物でしたが、今日は私一人でした。
ワケギは薄揚げを軽く炙ったものと一緒に、辛子酢味噌で合えて頂きましたが抜群の味でした。