四輪クドウの独り言

見えたまま、聴こえたまま、感じたまま…

北斗星で函館に・・・その間に「PC事件真犯人」、「原発差し止め訴訟、厚木の夜間飛行差し止め」判決等々

2014-05-23 20:36:51 | 日記

●実姉の急死による帰郷で、20日夜大宮発寝台特急北斗星で、函館まで。函館に朝6時35分着。ブルートレインといわれています。最初に北斗星に乗ったのはもう20年以上前だったと記憶しています。食堂車で予約したフルコースをいただき、ゴージャスな気分を味わったのを思い出しました。今回はB寝台の下段。狭いベッド?うとうとしていたらいつの間にか青函トンネルを抜け北海道。トンネルを抜ける当たりが私の生まれ在所。朝日に浮かぶ函館山を見ながらホームに到着。大宮では機関車が青色でしたが、函館では赤色。青森駅で交代(JR東日本からJR北海道へ)したようです。

車内で同乗者と語り合うのが旅情というのか。西村京太郎の十津川警部「北斗星青函トンネル殺人事件」の舞台を妄想したりして…。2年後には新幹線開通で廃線ということのようです。また、昭和の遺産が一つ終わります。

●PC遠隔操作事件で、無罪を主張していた片山被告が、真犯人であると告白たと、新聞等で報じています。この件に関し、留守中に知人から次のようなメールがありました。「彼は『自分は平気でうそをつける人間だ』として弁護士に『自分はサイコパスだ』と言ったそうです。(弁護士いわく)そこでインターネットで“サイコパス”を検索したところ、その診断方法が掲載されたので、ある著名な人をサイコパスかどうかを、私なりに彼を独断と偏見で診断してみました。その結果は『サイコパスの可能性あり』と出ました。皆さんも試しにやってみたら如何でしょうか。」というものです。「サイコパス」とはじめて聴く言葉です。私も早速インターネットで調べてみました。

●なるほど、知人のいうとおりです。さらに次のようなにも記述されていました。犯罪心理学者のロバート・D・ヘアは、次のように定義しているという。①良心の異常な欠如。②他者に対する冷淡さや共感のなさ。③慢性的に平然と嘘をつく。④行動に対する責任がまったく取れない。⑤罪悪感がまったくない。⑥過大な自尊心で自己中心的。⑦口の達者さと表面的な魅力。だそうです。一つ二つなら思いつく部分もありますが、一人の人間がおおよそこのような状況が当てはまるものは少ないであろう。しかし、ヘア氏によると、北米には200万人は存在するといっています。

●大飯原発3,4号機再稼動について、福井地裁が「構造的欠陥がある」と認めない判決を出しました。このニュースは正直びっくりしました。と同時にこういう判決は出る可能性があるなと思いました。3.11での福島原発事故に対する検証が不十分のまま、再稼動に舵を切る政府に対し、司法からの警鐘であるといえます。もう一度3.11に立ち戻り、エネルギー自給と消費のあり方について腰をすえて考える必要があります。また、厚木基地の自衛隊機騒音訴訟についても、「夜間・早朝の飛行禁止」を命じる判決。原告住民の思いを司法が受け止めた画期的?な判断。両判決には、当然上級審への控訴なるのでしょうが、影響は大きいでしょう。本当に「国益」とは何か。国益の前には、市民の安全・安心を得る生活権はないのか。そういうことを強く感じていたので、この判決のこれからは注視すべきです。

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