●今日は一日監査委員として決算審査でした。参議院選挙も、候補者は北へ南へ、東へ西へと運動を展開しているようです。今週土曜日(13日)は、議会主催の議会報告会が開催されます。選挙後の本格的な定例議会(6月議会)の報告です。4人の新人も一般質問するなど、これからの議会を占う意味でも、今度の議会報告会へ是非お出かけください。鴻巣行田北本環境資源組合議会の定例会が告示されました。11日の議会運営委員会で日程を決めますが、7月18日(木)午前9時30分から開会される予定です。一般質問も行われます。北本市議会選出の黒澤・湯沢・櫻井の3議員は、一般質問をされるようです。是非傍聴してください。
●今日三宮市長の市政報告会の延期のハガキをいただきました。北本の未来を考える市民の会(幹事代表:金子眞理子)主催ですが、開催日の7月14日は参議院選挙の真っただ中。選挙期間中の政治活動は、公職選挙法で規制(禁止)されていますので、当然の判断です。私も自分の議会報告会を21日に予定していましたが、参議院選挙が公示されましたので、29日に変更しています。今回の参議院選挙は、衆参同日選挙が噂されていたことから、日程が決まるのが遅かったので今回のようなことが起きてしまうことがあります。
●人口減少と少子高齢社会は、地方自治体を変えていきます。参議院選挙では、人生100歳時代を生きるため、年金以外に2000万円必要と金融庁のワーキンググループが報告書を出し、突然年金問題が争点になりました。この問題の背景には、予想?を上回る長寿社会が現実に起きていることがあると思います。私は1970年に出版社に入り、生涯教育(生涯学習)を担当しました。1970年は高度経済成長期で、大阪で万国博覧会が開催され、岡本太郎の太陽の塔だ、宇宙(月)から持ち帰った石だと、行列ができる大騒ぎをしていました。しかし、この1970年に、我が国の高齢化率が7.1%になり、日本は高齢化社会に突入しています。65歳以上の人が全人口に占める割合が7%を超えると、高齢<化>社会。14%で高齢社会。21%で超高齢社会といわれています。日本は、平成7年14.5%で高齢社会に、平成19年21.5%で超高齢社会になっています。
●少子化への進展も同様にこの時期に言われ出し、21世紀の日本の人口構成(少子高齢社会)への危機感は、一部の研究者と官僚の間で議論され始めていました。このよう中で日本の生涯学習は高齢社会を見据えていました。当然、今のままでは年金が行き詰まるとの意見は多くありました。専業主婦社会は子どもの高学歴化を進め、子どもの教育に金がかかる時代で子どもを抑制する動きも顕著になりました。教育の在り方の改革は、臨時教育改革審議会で議論されたが、そういうことが十分わかっていながらここまで放置した政治や政府、企業や各機関、そしてこの国の国民の意識の持ち方が問われます。政治を自分事して考える習慣、生活文化として意識する必要があるのではないでしょうか。この問題も「台風一過」とならなければいいのですが…。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます