四輪クドウの独り言

見えたまま、聴こえたまま、感じたまま…

桶川市ゴミ焼却施設基本合に。迷走の北本市は鴻巣市等2市1町で思考停止。一般質問始まりました。傍聴者の感想が・・・

2021-12-11 10:51:53 | 日記

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●昨日の毎日新聞に「桶川市長「早期合意を」というごみ処置施設整備についての記事。桶川市は吉見を中心とした広域協議が破たん後、川島町、東松山市と協議を続けていました。基本合意ができる条件等の協議が整い報告書が提出されたのを受け手の記者会見だったようです。建設費は229億円、運営費は年間約7億円。詳しい事情は分かりませんが、おおよその金額ではまあまあなのでしょう。北本市と鴻巣市、吉見町に桶川市を加えるという意見が北本市議会議員の中にありましたが、これでこの話は無くなるということでしょう。

●私は2年前に白紙になった行田市、鴻巣市、北本市の3市の事務組合議会の議長でしたが、これで行田市は羽生市との協議成立、桶川市は川島グループということで、北本市は吉見町、鴻巣市との中部環境で。まあ10年かけて元のさやに戻ったということです。過去の経緯を見れば、10年前は中部環境組合で協議が始まったが、吉見町と思惑の違いから鴻巣市が離脱、そこから混迷が始まり、北本市はこの間独自色を出せないまま、多額の費用と時間を無駄に使い「最もコストが高い」と試算される鴻巣市郷地安養寺の建設候補地に引きずり込まれるようです。石津市長、現王園市長、そして三宮市長と3代にわたる市長(議会の多数に)に共通していたのは、「迷惑施設は北本市には作らない」という消極論でした。今も執行部は市長を先頭に議会も含めて「迷惑施設で混乱するのは避けたい」という、知恵も粘りも、理念も、覚悟も無い「思考停止」です。

●一般質問昨日は5名でした。議長席から聞いていると、自席にいた時と違う風景が見えます。傍聴人も平均10名ぐらいでした。傍聴人からの感想ですが、久保区画整理と縄文遺跡との共存で毎年3億円の財源が必要だが、財源の裏付けはあるのかという質問に市長が明快に答えられないのは…とのご意見。ゼロカーボン宣言を市政施行50周年式典で宣言と答弁、その後公共施設に太陽光発電をと提案したが市はコストの問題ありしないと答弁。ゼロカーボン宣言のまちが再生エネルギーにダメ出しの矛盾。新教育長に学校教育の充実と方向性、学習到達度調査(PISA)についてとの質問。教育長は「持続社会へ対応する教育」と答弁したが、その後はPISAについての議論は無く、働き方改革でチョン。PISAはOECDの教育に対する評価指標の一つで、問題がないわけではないようです。これまで日本は「読解力」の分野で成績が良くないという結果が出ています。聴きたかったな。民間企業出身の教育長に…。という感想を休憩時間中に聴きました。

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