四輪クドウの独り言

見えたまま、聴こえたまま、感じたまま…

参議院議員の山本太郎と作家で市民活動家の雨宮処凛さんのトークセッションに

2016-05-15 20:15:43 | 日記

●昨日王子の北とぴあで開催された「国会が100倍楽しくなる本当の政治の話“」に参加しました。参議院議員の山本太郎、ゲストに作家で市民活動家雨宮処凛さん。参加費2000円。会場には150人ぐらい参加されていました。一部は、会場からの質問に、太郎議員と雨宮さんが答える形で進みました。原発、憲法、格差、貧困と現代的テーマについて、議論が進みました。山本議員は、歯切れがいいですね。公務員(自衛隊や警察にも)に政治活動の自由を与えた方がいいという発言。雨宮さんは、直接民主主義としても「デモ」について、私は何でもデモのテーマになると思い、日常的な生活の疑問や不条理をデモで訴えています。借家の壁に「画鋲」を使わせろとか、デモしていますと笑いを誘っていました。

●第Ⅱ部は、「参加すれば選挙は100倍楽しくなる」というテーマで、市民の自主的な政治活動をされている女性が三人登壇されました。まずは、最低賃金1500円を訴える活動しているAEQUITASの藤川さん。最低賃金は雇い主が払える金額を決めているが、働く者が生活できる金額にすべきということで1500円への引き上げを訴えている。経済にデモクラシーが合言葉<共感>。北海道補選で野党候補の池田まき候補を応援した、「でんわ勝手連」の外山さん。ネットで「電話かけ」を呼びかけたところ、2週間で約6百人、5万本の電話をかけたという。選挙区の電話帳から、北海道以外の全国から北海道5区の有権者に。電話代もちの完全ボランティア。何んとアメリカでサンダースを応援している人も、参加したそうです。参加された人が楽しかったと言い、次は参議院選挙に向けてシステムを作っているようです<これはいい>。

●三人目は、ミナセン東京の奈須さん。「みんなで選挙」を合言葉に安保法案など反対する市民団体と連携して、活動中とか。山本太郎氏は、政治や政治家を信用して任せきりにせず、常に有権者が政治をコントロールことが必要です。それには選挙に1票を投じるだけでなく、選挙そのものに何らかの形で参加することがいい。候補者も理解できるし、投票が活きると。会場からは、憲法や安保も重要であるが、生活に身近なテーマ、特に経済、貧困、社会保障を市民運動の柱にしてほしい。山本太郎氏は、国会で取り上げた「非正規雇用問題」について、国は改善していると答弁しているが、改善した割合は1%以下である。正規雇用がー36万人、非正規雇用が187万人増えている。政治が真剣に立ち向かわなければならない課題だと言いました。

●あっという間の2時間半。政治のトークのやり方の参考になりました。こちらが一方的に説明するのでなく、参加者からの質問や意見に答えながら、意見交換につなげていく。工藤日出夫議会報告会は、工藤日出夫と政治の課題を語り合う、「四輪クドウと市民のトークセッション」にしようと思いました。ここの所、セミナーの受講、市民との意見交換、そしてこのような集会への参加と、議会活動とは趣を異にした日常は「こころ」を豊かにします。

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