●昨日29日午後、議会主催の「3月議会報告会」が、議会委員会室で開催されました。1月に開催した報告会は、住民投票後ということもあり関心が高くたくさんの市民が集まりましたが、今回は8人と低調でした。私は総務文教常任委員長として委員会の報告をしました。予算の修正経過や質疑・答弁、また住民が提出した請願2件についても審査結果を報告しました。それに対し、「市長不信任議決の請願採決」で退席者が出ているが、なぜ退席したのか理由がわからない。なぜ討論で述べないのかというものです。
●採決前の討論は、賛成と反対の討論がありますが、討論した場合は必ず採決に参加しなければなりません。また、退席を前提とした討論は認めていません。しかし、退席される議員は、議案に対して質疑はできます。もともと討論は、表決の前提として行われるので、表決に参加する資格また意思のないものが討論することはありえない。このようなことから、表決の意思を持たない「退席者」は、質疑の中でその思いを表す方法はあります。退席者の理由も、分かるように検討してくださいと要望がありました。
●市長が新駅の今後について「白紙」と発言されています。この白紙について議会はどう受け止めていますかという質問がありました。基本的に議員個人の受け止めになりますので、この報告会ではできないと。私はややフラィングですが、「市長としては新駅に具体的に言及しない。できない」と理解した申し上げました。現実に、これまで事務を担当していた「南部地域整備課」の事務分掌に、「新駅に関する事務」が削除されています。すなわち新駅を担当する部署がないということですから、基本的に行政的には「進めない」と理解できるのではないでしょうか。また、期成会の会費も充当している「負担金」も予算化されていません。最も変わり身の早さで「推進」ということはあるでしょうが…
●私の議会報告会は、4月5日(土)1時30分から、文化センターで行います。当選後定例会終了後開催してきました。今回で45回になります。私の議会報告会は、議会主催と違い、個人的な意見や観測、議案の審議の事実や、予算についても説明し、市民の皆さんからもご意見を伺います。3月議会前に、予算について説明会を開き、多くの市民が参加された経緯もあります。たくさんの市民が参加されることを望んでいます。