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死ぬほどの苦労した人の言葉には、言い知れぬ重みが出てくる。

2016年04月11日 | Weblog
死ぬほどの苦労した人の言葉には、言い知れぬ重みが出てくる。

「感動させる技術」内藤誼人著より。

筆者は、おそらく幸福な状態にいる人は、軽いお話しかすることができないのでしょう、と語っている。

やはり、人の心を震わせたいなら、「死ぬほどの思いを経験してみなさい」と言う。ぬくぬくとした、生活を送っていたら、人を感動させるような言葉は絶対に、頭に浮かんでこないからだった。

司馬遼太郎さんは、名僧や高僧と呼ばれる偉いお坊さんより、30年、40年ずっと行商をやって 全国を回って苦労している人や、ずっと一つのものを作り続けている職人さんたちのほうが、悟りとしてはなんとなく上をいっていると感じていたようだ。

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豊かな人生経験を積めば、それだけ話には深みが出る。

「感動させる技術」内藤誼人著より。

「これは、聞いた話なんだけど・・・」というより「俺が経験した話なんだが・・・」と語り始めたほうが、相手の心に響くのだった。

いくら人の話をしても、それほど面白いとは思えない。やはり実体験のほうが興味深い。体験談ほど、インパクトが強いのだ。

つまり、感動はその人独自の体験が一番影響するのだろう。どれだけ実体験に基づくエピソードを入れられるかが、説得力にかかわってくるということだった。

フランスの農民画家ミレーは、「他人を感動させようと思ったら、まず自分が感動しなければならない」と述べたそうだが、その通りだろう。