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全身の力をすべて一点に籠めて出し切る。

2015年06月13日 | Weblog
全身の力をすべて一点に籠めて出し切る。

『グッとくる「はげまし」言葉』斉藤孝著より。

幸田露伴は娘の文に薪割りを教えたときに、「おまえはもっと力が出せる筈だ、働くときに力の出し惜しみするのはしみったれ・・・」と語っていた。

タイトルに挙げたフレーズは、要するに「渾身」という意味だった。筆者の斉藤氏はスポーツや武道をやって全身の力を一点に籠める練習を大量にやってきたという。

それが今の仕事にもつながっているようだ。なかなか普段の生活で渾身というシーンには出合わない。しかし、それが仕事にも生かせるとなれば、効率もあがりそうだ。

また露伴は「弘法筆を択ばずなんていうことは愚説であって、名工はその器をよくすというのが確かなところだ」とも語っていた。道具の良し悪しが、技に影響するというのも事実だろう。

いい仕事をするには、まずはしっかりした道具も必要だということだ。また、いい道具を持てば、それなりに気持ちも充実してくるものだ。