「恋する日本語」小山薫堂著より。
ある女性がデートの朝に寝坊してしまった。そしてあわてていろいろと準備をするが、1時間の遅刻が必至だった。
マズイ!と思っているとケータイにメールが届いたのだ。そこには上記のフレーズがあって、さらにその後に「遅刻するなら、是非この機会に!」と続いていた。女性もほっとしたことだろう。
ちょっとシャレた話に思えた次第。しかし、むしろ寝坊したしたと気付いた時点で自分からメールするのが普通でスマートだとも思える。その時のシャレた言い訳も聞きたいが。
やはり、いきなり彼からメールが届いたというふうにしたほうが話が面白くなるのかもしれないな。それにしても、「只今、キャンペーン中!・・・・」は気持ちに余裕があれば何かにも応用できるかも。
ここでのタイトルになっている“恋する日本語”は、「気宇」(きう)となっていた。意味は「心のひろさ」だった。気持ちにゆとりがあれば、いろいろなこともうまくいきそうだ。