ちょっとマンネリですが・・・

ダラダラ過ごしている毎日のことあれこれ・・・・

70歳の語彙は20代の2倍以上もあるのだという。

2009年07月13日 | Weblog
「朝日新聞、天声人語」2009.7.11付けより。

アンチ・エイジングに対する、ウィズ・エイジングについて述べられていた。これは高齢医学が専門の杏林大学教授、羽鳥研二さんが提唱したものだった。(まだ知らない人のほうが多いだろうな)

言葉通り、「老いとともに」ということになる。アンチという言葉からは年齢に逆らうというイメージがあるが、ウィズなら年齢に見合った生き方、過ごし方というようにも思えてくる。とはいっても、そのためにはそこそこ余裕がないと、いい老後も不安になってくる。

まあ、どれだけ実年齢に逆らって生きられるかということも、元気な証拠でもありそうだ。アンチを前向きととらえれば、いいのかもしれない。むしろ歳だからと言って、目的を失ってしまうのもつまらなそうにも思えてくる。

そこで、70歳になっても20代の2倍の語彙があるなら、それは経験が豊富になったからだとも言えそうだ。これは高齢になってもちょっと嬉しいと思えるフレーズかも。いずれにしても、それ以上に語彙を豊富にするためには健康に留意するとともに、今のうちから読み書きを怠らないことだろうか。

このコラムの最後のセンテンスには「高齢社会の厳しい現実の中でこそ、広まってほしい言葉・・・」とあったが、はたしてこの「ウィズ・エイジング」という言葉は、どれほど一般化するのであろうか・・・