ちょっとマンネリですが・・・

ダラダラ過ごしている毎日のことあれこれ・・・・

ほとんどの台湾人は、日本を大きなデパートと考えているらしい。

2009年07月07日 | Weblog
「衝動買い日記」鹿島茂著より。

この本は以前読みかけたままになっていたので、また途中から読み始めてみたら結構面白い。筆者の経験と豊富な知識が満載だった。ここでのタイトルは「パラオの切手」だったが、メインのテーマは筆者の大好きなお土産だった。

フレーズでは台湾の人が日本に来た時に大量にお土産を買って帰るのを目にした鹿島氏が感じたことだった。電気製品、ブランド品、桃の箱詰め(台湾人にとっては縁起がいい食べ物)までと、幅広かったらしい。

別に台湾人だけでなく日本人も自分のために買うお土産大好き人間だろう。特に円高になってからは韓国にどっと押し寄せて買いまくっている姿も報道されていたし。これは旅先のお土産というよりまさに買い物ツアーというべきだろうな。

さて、筆者がパラオに行った時にはお土産に買うものがほとんど見つからなかったという。パラオは世界中でなにかイベントがあると自分たちには関係なくても切手を発行して、世界のマニアから外貨を稼いでいる、とガイドから説明されたのだ。

そこで、パラオは切手王国だと教えられ、昔発行された切手を買うことにしたのだ。そして、数十年前に発行された切手を12枚ほど買うことにしたが、額面で3ドル12セントのはずが、レジではその10倍以上の価格であることに驚いたという。

記念切手でプレミアつきだということを見逃していたのだ。いったんは得したと思ったものの自分を納得させるのは大変だったことだろう・・・な。安いと思ってレジに持って行ってから、それが自分の勘違いで意外に高かったという経験は確かにあるなぁ~

蛇足
お土産は、フランス語でスーヴェニール(souvenir)となって、英語でも綴りは同じでスーヴェニアと発音している。もともとはフランス語から来たものだ。原義は「思い出」で、転じて旅行した思い出の品となっていた。
旅行をしたら、お土産を買いたくなるのは、世界共通なことだとも言えそうだ。ビジネスで海外へ出かけてもちゃんとお土産は買ってきたりすることが多いだろう。自分や身近な人にも。