ちょっとマンネリですが・・・

ダラダラ過ごしている毎日のことあれこれ・・・・

相撲にはスポーツと伝統の担い手という両面がある。

2009年07月12日 | Weblog
「朝日新聞」2009.7.11付けより。

スポーツ面で、12日から始まる大相撲名古屋場所を前にして、横審の澤村田之助さん(歌舞伎役者)が語っていたなかにあったワンフレーズ。その日本の伝統とも国技とも言われる大相撲の上位力士は、ほとんど外国人で占められている。

同じ紙面に掲載されていた番付を見て改めて驚いた。東西の両横綱はモンゴル人、大関4人のうち2人はモンゴル人とブルガリア人力士。日本人大関は魁皇と千代大海の2人だけ。さらに関脇、小結でも4人のうち二人はモンゴル人。前頭筆頭にはロシア人とつづく。

幕内にはまだモンゴルやグルジア、エストニア、韓国からの力士も数人いる。べつに熱心な相撲ファンではないが、いくら国際化とはいえ、外国人力士の多いことにびっくりした次第。これで本当に日本の伝統が守られるのであろうか。

外国人力士のほうがよりハングリーなのだろうか。もし国技というなら、今盛んに地方大会が開催されている春夏の全国高校野球大会のほうが国技に近いとも思えてくる。こちらではまだまだ外国人のプレーヤーはそれほど多くはなさそうだ。

しかも、野球の本場アメリカに行っても高校生ならかなりのレベルの高ささえ感じられるし。むしろプロ野球より歴史の長い高校野球(球児たち)こそ、日本の伝統の担い手とも言えそうだが・・・