ちょっとマンネリですが・・・

ダラダラ過ごしている毎日のことあれこれ・・・・

自分用の記念のお土産というものに歯止めがきかないたち・・・

2009年07月08日 | Weblog
「衝動買い日記」鹿島茂著より。

こんな人は筆者の鹿島さんだけではないだろう。そんな人にとって、かなり前から困ったものが出現してきたのだ。それはミュージアム・グッズだった。

かつては、美術館や博物館はそれほど衝動買いを誘う場所ではなかった。せいぜい、カタログや絵ハガキ、ポスター、しおりなどがメインだった。ところが、その後展示品や作者にまつわる膨大なグッズが出口のところに並ぶようになったのだ。

ネクタイ、スカーフ、Tシャツ、ブローチ、コーヒーカップ、時計、DVD、造花、手帳、さらにこの数年では様々なデザインのケータイストラップが目につく。これらは美術館だけでなく一時的に1週間から2週間程度デパートで催される展覧会でも同じようなもの。

つまり一言でいえば、便乗商法だろう。とくにある決まった有名人の展覧会なら、その人関連の著書が出口のところに山積みになって販売されている。またその人が登場する映画やDVDも当然並ぶことになる。そして、展覧会を見た余韻で買っていくのだ。私も何度もその経験はある。

それとやや似たようなものには映画館があるだろう。映画館でもその映画のパンフレットばかりでなく、関連グッズコーナーがあったりする。そのような記念品グッズは、その期間に買いそびれたら二度とお目にかかる機会がないだろう、と心の中で思ってしまうから買ってしまうのだろうなぁ~