ちょっとマンネリですが・・・

ダラダラ過ごしている毎日のことあれこれ・・・・

何かに「繰り返しこだわる」ことにも、自分を調える作用がある。

2008年08月24日 | Weblog
「フロイトで自己管理」齋藤孝著より。

たとえば、繰り返し気持ちが向く対象があることで自分の心が調ってくることもあるようだ。この場合、調(ととの)うということは本来の自分らしさが保てる、または戻るという意味のような気がする。

例えば、画家は同じモチーフを何度も繰り返し描く。ゴッホはひまわり、藤田嗣治は猫、東山魁夷は白い馬、シャガールは馬、セザンヌは故郷の山を描いていた。このような例はまだまだ沢山あるだろう。

それが得意だというのとは別の次元のようだ。何か強い思いがあるからこそ、同じモチーフを描いていたのだ。セザンヌは故郷に対する思いが強かったようだ。

画家でなくても繰り返し描いても飽きないものはあるかもしれない。また行きたくなる場所、そこに行けば本来の自分が取り戻せる場所があるかもしれない。好きな音楽に浸るのが向いている人もいるだろう。

海でも川でも山でも、そこに行けば気持ちが落ち着くというような場所、対象が見つかれば心のバランスを保て、落ち着くらしい。なんだか最近あわただしい・・・夏の疲れが出てくることだろうか。

今度散歩に出かけたら地元の川の流れでもゆっくりと眺めてみようかな~。まあ、最近は繰り返し日記を書いていることでも、少しは自分の気持ちは調えられているのかもしれないが・・・