ちょっとマンネリですが・・・

ダラダラ過ごしている毎日のことあれこれ・・・・

水泳を「吐き出す」行為としてとらえる・・・

2008年08月29日 | Weblog
「フロイトで自己管理」齋藤孝著より。

これは実に面白い考え方だと思った次第。水泳ほど「息を吐き出す」さまがはっきりわかる運動はない、とここに書かれていたので改めてその通りだと感じた。とにかく水の中では息を吐き出せば体で実感できる。

その息と一緒に、自分になかにたまっているものを一緒に吐き出すような気持を持つのがいいようだ。その時はフォーム、スピード、泳いだ距離などはまったく気にしないこと。ひたすら吐き出すことで心地よさを感じられるのがポイントだった。

次にクロールで水をとらえて「引き寄せる」という行為の力感が体に残るが、それを意識するのもいいようだ。自分の力で引き寄せることが実感できる瞬間だからだろう。筆者はそれで「よし、やるか」と力が湧きやすいという。

さらに、水の中では脱力ができる。とくに背泳ぎをした場合には力を入れずに「たゆたう」浮遊感がわかる。普段はなかなか感じられない感覚だ。これはリラックスする場合に有効に思えてくるな。

時にはこのように運動(ここでは水泳だが)別の意識をもってみると心身にもよさそうな気にもなってくる・・・な。水泳は単に体に良さそうだと漠然と考えるより、こんなふうに息を吐き出す、引き寄せる、脱力して浮かんでみること思えば面白そうだ。

といっても、最近なんだかプールに行くまでがちょっと億劫になってしまったかも。歩いて行けるほどの距離にはあるのだが・・・