ちょっとマンネリですが・・・

ダラダラ過ごしている毎日のことあれこれ・・・・

あの店がウケているのは、感性情報デザインの妙なのだ。

2008年07月29日 | Weblog
「ビジネス脳を磨く」小阪裕司著より。

まず、あの店とは「ヴィレッジ・ヴァンガード」のことだった。今日現在全国で265店舗がある。この店の名前を聞いたのはもう何年も前のことだったが、行ってみたのは最近になってからだった。

コンセプトは遊べる本屋とはなっているが、本よりも雑貨の方が多い。昔ながらのお菓子が並んでいたり、いきなり駄菓子屋に入ったようにも思える。時計やゲームやDVDやいろいろな食品までも置かれている。

また本にしてもかなりマニアックな芸術関連のものがあったりする。新宿の店には渋澤龍彦の著書が数十冊も並んでいたので、この作家に強く関心がある職場の同僚にケータイで撮った写真を見せてあげた。すると、まだ読んだことのない本があるといって喜ばれたのだ。

この店では他の書店では目立たないような本もまとめてあり、それが売れるようだ。こんなことろが感性情報デザインの妙というのだろう。この店は慣れないとどこに何が置いてあるのかもわかりにくい。しかし、実はその中から発見することや意外なものとの出会いが楽しいのだろう。(ドンキホーテもやや似ているが)

地元にもこの店はあるが、当然品揃えはかなり異なっている。だからこそ楽しいのかもしれない。たとえこの店がウケているからといって、似たような店を作っても同じように売れるとは限らないだろう。結局はしっかりした店独自のポリシーがないとお客さんもついてこないだろし・・・