ちょっとマンネリですが・・・

ダラダラ過ごしている毎日のことあれこれ・・・・

「書」はメッセージを伝えるための武器。

2008年07月27日 | Weblog
「R25」2008.7.17付けより。

“しごとの手帖”というコーナーで書道家の武田双雲が言っていること。売れっ子の書道家だ。マスコミへの露出度も高い。33歳という若さでもう頂点を極めてしまったような感じさえある。

「書」が武器とは実に力強い言葉だ。しかも相手の人生が変わるくらい強いメッセージを伝えたいともいう。そして現状を把握することで、自分にしかできない自分色の表現が生まれるというのも彼らしい。

彼は常に強烈な好奇心で人と接して世の中をみているようだ。それにしてもこれほど若くて人気のある書道家は過去にいただろうか。

映画の題字を書くときには監督の世界観や伝えたいこと、観客が何を欲しているかなどを徹底的にスタッフと話し合うという。まさにマーケティングの世界でもあるようだ。

「書」は彼にとってはあくまで武器に過ぎなかった。彼にとって仕事は「書」を通じて人の人生をプラスに変えていくことだと考えている。こんなことをはっきり言えるのは、3歳からずっと書道を続けてきた自信だとも思える。

母親の書道家という仕事を客観的にみられたのは社会人になってからだと述べている。独立してからは8年だった。若くても同じことを30年間続けているからこそ自信をもって言える言葉なのだろう・・・な。