ちょっとマンネリですが・・・

ダラダラ過ごしている毎日のことあれこれ・・・・

店員はどこまでもかしこまってクレームを承るものと信じ込んでいる人がいる。

2008年07月06日 | Weblog
「その日本語が毒になる!」吉村達也著より。

かつて演歌歌手の三波春夫が「お客様は神様です」という有名なフレーズを流行らせたことがあった。もう30年以上前のことだったろう。確かに彼にとってコンサートの来場者やレコードを買ってくれるファンは神様に思えたかもしれない。

しかし、一般のお店の店員は「お客様は神様」などと思っている人は稀だろう。とくに不当な苦情を持ち込むようなクレーマーに対しては客という意識もないだろう。クレームをつけられた店員は、その客が帰ったあとにはその客について、いかにヒドイ人間であるかまたは店のブラックリストとして社内に通達しているかもしれない。

一方的に怒られた店員だって黙って引っ込んでいるわけではない。たまたま立場がお客と店員というだけのことだったに過ぎない。そのクレーマーは再度同じ店に入れば冷たい視線を浴びることになろう。(もともと無神経な人間はそれも気にしないか)

また客が「二度とこんな店には来ない!」怒鳴ったところで、一人の売り上げなどその店にとっては痛くも痒くもないことだろう。むしろ、そう言った手前、行けなくなって不便で困るのはタンカを切ったその客だったりして・・・。