素浪人旅日記

2009年3月31日に35年の教師生活を終え、無職の身となって歩む毎日の中で、心に浮かぶさまざまなことを綴っていきたい。

荻野目洋子「虫のつぶやき」

2024年06月11日 | 日記
 昨夜(21:00~)のBS日テレ「歌謡プレミアム」はデビュー40周年を迎えた荻野目洋子の特集だった。最近、歌謡番組やテレビドラマをほとんど観ることがなかったが、荻野目洋子ならとチャンネルを合わせた。

 ジムでランニングマシーンやアークトレイナーを使って有酸素運動をする時によく聞くのが荻野目洋子である。以前は、高橋真梨子が断然多かったが、今年に入ってからは比率が逆転した。

 彼女がデビューした1984年の頃の私は、第二中学校に転勤して2年目、1歳と6歳と8歳の子育てに忙殺されテレビをゆっくり見る生活ではなかった。そのためか私にとっては1980年代の楽曲は懐かしいというよりとても新鮮である。

 番組の前半はヒット曲をからめながら芸能活動を始めるきっかけやデビュー当時の思い出話で進行した。運動のBGMで慣れ親しむ彼女の声は一番ノリノリの頃のものである。テレビを通して流れる50代半ばになった彼女の声は高音部の伸びやかさが別人であった。当然のことだが、バラード系の楽曲なら年相応の味わいが出て異なるテイストを楽しめるのだが、ダンスミュージックではどうしてもつらさが伝わってくる。「高橋真梨子との違いはここかなあ」と思いながら番組を見た。

 面白かったのは後半で、「虫好き」という話から自分で作詞、作曲した♪虫のつぶやき♪に関するトークであった。初耳だったので意外な面を見たという点でも興味深かった。有酸素運動のBGMにはならないが、朝の水やりの時、ナメクジやダンゴムシ、毛虫、クモなどに出くわした時優しい気持ちになれるかな?

荻野目洋子「虫のつぶやき」(ショートMV)
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