素浪人旅日記

2009年3月31日に35年の教師生活を終え、無職の身となって歩む毎日の中で、心に浮かぶさまざまなことを綴っていきたい。

ハミングの効用

2024年06月03日 | 日記
毎日新聞の購読料の領収書と一緒に月刊誌「私のまいにち」がポストに届く。小冊子だが川上弘美さんの「あかつき便り」と姜尚中さんの「老いる力」の2つの連載は毎月楽しみの一つである。1つのテーマに関しての特集も参考になる。6月のテーマは「歌う」である。
 特集1の「ラジオの時間」は目新しい内容はなかったが、特集2の「ハミングの効用」は、オッ!と思った。歌うことや朗読のすすめはよく見聞きするがハミングについては初耳だった。口を少し開けてメロディーを歌うのが「鼻歌」、それに対して口を閉じてメロディーを歌うのが「ハミング」。コミュニケーショントレーナーの司拓也さんは「ハミングはボイストレーニングの練習にも取り入れられています。呼吸機能が高まって自律神経が整うし、声帯のリラックス効果もある。歌も上手になるし、話す声もよくなります。いいことづくめですね」と説く。

 『足腰にはウォーキング 声帯にはハミングを」というキャッチコピーはストンと心に落ちた。日常で声を出す機会が減ったことは確かなので、時々音読をしているが、ハミングならもっと気楽に何かをしながらできるので意識的に生活の中に入れてみようと思った。

 さっそく庭仕事しながら青春時代の思い出の歌をハミングしていると懐かしいハミングのメロディーが自然と出てきた。「はて?これは何のメロディーだったかな?]」と記憶の糸を手繰り寄せた。”テレビドラマ””白黒の時代””事件物””男男・・・複数の男が登場」と断片は出たが番組名はハッキリと思い出せない。nhkの『事件記者』かなとYouTubeで調べてみたがハズレ。同じ画面に「七人の刑事」があったので「これかな?」と再生してみると当たり!渋いハミングが流れた。嬉しくもあり懐かしくもありで一緒にハミングした。
 
七人の刑事 主題曲
コメント
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