素浪人旅日記

2009年3月31日に35年の教師生活を終え、無職の身となって歩む毎日の中で、心に浮かぶさまざまなことを綴っていきたい。

城北菖蒲園へ

2024年06月08日 | 日記
 山田池公園の花菖蒲が今年は出来が悪く観覧できる状態ではない。と聞いた。不順な天候のせいならどこの花菖蒲も同じかな?と思っていたら、先日NHKの夕方のニュースで城北菖蒲園の様子が紹介された。見るとしっかりと咲いていた。どうやら山田池公園だけのことみたいなので城北菖蒲園に行ってみることにした。

 城北菖蒲園は城北公園の一角にあり、昭和39年5月に開園した回遊式の花菖蒲園ということで古くから親しまれている。ただ、我が家からはアクセスが悪く、駐車場もないことから、近くの大阪工大高(現在は常翔学園)に学校訪問した帰りに立ち寄ってから40年余り出向くことがなかった。

 2019年春にJRおおさか東線が全線開業したおかげで、城北公園通駅で下車すれば歩いて15分足らずで行くことができるようになった。星田駅を8時49分の宝塚行快速に乗り、放出で乗り換えれば9時過ぎに城北公園通駅に到着する。便利になったと実感する。
 初めて降りたので方向感覚が少し分からなくなったが、城北公園通りを守口方面に向かえば良いと一呼吸置いて確認。付近の「赤川○○丁目」という住所標示に懐かしさを覚えた。失敗も数多いがナビに頼らず勘歩きを楽しむ。10分余り歩いたのでそろそろ目的に近づいたかなと思っていると、うまい具合にバス停の横に地図があった。
 予想通りだったので心強くして、左折して住宅街に入る。くねくね適当に歩いていると淀川の大きな土堤が見えてきた。堤沿いの道を上流に向かって歩いているとパッと視野が開かれ日吉神社が現れた。「オッこんな所に!」と驚いたがゆっくり参拝する余裕もなく通り過ぎるとほどなく城北公園に到着した。
 テレビ中継の頃がピークだったと係の方は話していたが、充分楽しむことができた。

城北菖蒲園


 帰りは、街中ではなく淀川の土堤の上を歩こうと思った。「赤川○○丁目」という住所標示で、退職した頃に自転車で、当時は貨物列車専用の線路だった「赤川鉄橋」に併設していた「赤川仮橋」を渡ったことを思い出し(https://blog.goo.ne.jp/showa26125hy5/d/20090803)
、おおさか東線となった現在どうなっているかを見たいと思いついたからである。
城北公園から土堤の階段を上がれば自転車・歩行者専用道に出ることができる。
 下流に向かい歩くと今度は左手下に日吉神社を見ることができた。
 しばらく歩くと前方に赤川鉄橋が見えてきた。
 当然のことながらあの木製の「赤川仮橋」はなくなっていた。錆が目立ち随分と汚くなったなと思った。15年ほどの歳月が流れていることにふと思いを馳せた。
  11時過ぎには星田駅に戻ることができた。3時間足らずだったが結構面白い「チョコッと旅」ができた。



コメント
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