素浪人旅日記

2009年3月31日に35年の教師生活を終え、無職の身となって歩む毎日の中で、心に浮かぶさまざまなことを綴っていきたい。

柳谷観音楊谷寺へ

2024年06月30日 | 日記
 島本町の長女に用があって行ったついでに前々から行ってみたいと思っていた柳谷観音楊谷寺へ行くことにした。眼の観音様・花手水発祥の寺として有名である。

 楊谷寺は大同元年(806)に清水寺を開山したことで知られる延鎮によって創建された。

 延鎮は夢の中で生身の観音様がおられるとのお告げを受けて西山を訪れ、この十一面千手千眼観世音菩薩を本尊としてお祀りしたと伝わる。

 弘仁二年(811)嵯峨天皇の命によって乙訓寺の別当となった弘法大師 空海も当寺を度々参拝したことがあり、境内の独鈷水(おこうずい)は大師の祈祷によって眼病平癒の信仰を集めるようになったという。

 長岡天満宮方面から行くのが普通だが、私の場合は枚方大橋を渡るので八丁畷を直進して別所の交差点を右折して府道79号線に入り楊谷寺を目指した。名神、新名神をくぐり抜けると道は細くなりカーブが続く。前からも後ろからも車がこない気楽なドライブが楽しめた。

 15分弱で到着。長岡京からの車やタクシーで第一駐車場は満車。一人の世界から突然別世界に飛び込んだ感じ。心配していた雨にも合わず起伏のあるあじさい回廊を30分程楽しむ。

柳谷観音楊谷寺
コメント
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