素浪人旅日記

2009年3月31日に35年の教師生活を終え、無職の身となって歩む毎日の中で、心に浮かぶさまざまなことを綴っていきたい。

6月の匂い

2024年06月04日 | 日記
 今日は「燃えるゴミ」の収集日、集積場に行くと生臭い匂いがしている。「これは栗の花?」と見ると滝のように乳白色の栗の花が垂れ下がっている。梅雨に向かう6月の匂いである。
  1日(土)のNHK「ほっと関西サタデー」の天気予報コーナーの”教えてッ!石井先生”で梅雨をテーマにクイズがあった。「梅雨入(つゆいり)」が音変化して昔は「ついり」と言っていた。そこで4択問題である。「ついりと読む漢字、四角の中に入るのは①~④のどれでしょう?」
  私は「栗の花が落ちる時期が梅雨入りの季節なので、”つゆいり”が”つゆり””ついり”とへんかして”栗花落”という漢字に充てられた」ということを知っているので内心ニヤニヤしながら、妻や娘、孫の反応を見ていたら。小2の孫が「栗や!」と自信満々に即答した。これには驚いた。「正解!よく分かったな!」と褒めたが、本人は少し不満気味。テレビの画面の「ついり」は間違いで「つゆり」だと言うのだ。

 聞いてみると「鬼滅の刃」に栗花落カナヲ(つゆりカナヲ)というキャラクターがいると説明してくれた。それで即答できたのだと納得したが、日本語の曖昧さを分かるのは少し無理なようで「どちらでもいい」と言ってもブスッとしたままだった。

  今年の梅雨入りは遅くなるみたいで栗の花が散る頃に長雨(霖雨)となるかな。
コメント
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