素浪人旅日記

2009年3月31日に35年の教師生活を終え、無職の身となって歩む毎日の中で、心に浮かぶさまざまなことを綴っていきたい。

音色も涼し 河内風鈴

2024年06月29日 | 日記
 この時期になると新聞やテレビで毎年のように取り上げられるのが「河内風鈴」。関西テレビ放送の「よーいドン!」のとなりの人間国宝さんにも認定されたりと知名度はアップしている。

 河内風鈴は、ガラスの空き瓶を細かくつぶし、それらをもう一度溶着し吹きガラスで作る。風鈴は工房の菅二彌(かんつぎひろ)さんが、ガラス職人の娘から作り方を教わり2000年から作り始めた。旧工房が河内地域にあったことから「河内風鈴」と名付けたという。交野市には5年ほど前に移って来た。ガラスの厚さや表面の凹凸の違いによって、それぞれ音色が異なるのが特徴。

 先日の「ホット関西」でも紹介された。工房は妙見坂の住宅地にあるので自転車で10分足らずで行くことができるが、「いつでも行ける」という心理が働き訪れずじまいであった。

 今日はジムの休館日に加え「梅雨の晴れ間は今日だけ有効に使って下さい」という予報士の言葉に押されて、運動をかねて自転車で近隣を回ることにした。最初は、宇治方面も考えていたが「所々で雨がある」という不安定な予報もあったので無理をしないことにした。

 星田山手、南星台、妙見東、妙見坂を巡る道はアップダウンが多く、かなりの運動量になる。地域で地獄坂と呼ばれている坂道もあるぐらいだ。

 工房は、急な坂を上り切った所にあった。河内風鈴の旗と心地よい風鈴の音が迎えてくれた。
  
昼時だったのでガレージを改造した工房には誰もいなかった。
 
 素材の色が生きた手作りの風鈴とそれぞれに微妙に違う音色を楽しませてもらった。
音色も涼し 河内風鈴の出荷がピーク
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