雨の上がった午後、みんなで作業

　ゴミ収集のために５軒がまとめて置くのだが、長年カラス対策に悩まされてきた。１５年ほど前に学校で大量の机の廃棄があり、天板を外された机の骨組みがちょうどゴミ箱に転用できるのではと思いついた。不要になった防球ネットとパイプも手に入れてゴミ箱を作った。コストゼロだったが重宝した。カラスも弱点を見つけてはゴミを引っ張り出そうとするが、その都度各家庭で不要になった風呂のふたや金網などが加わって弱点を補強して行った。

　しかし、１５年近くも経つとツタがからんだりひもが緩んだりして不具合が出て来た。そんな時、ゴミの同じ班のMさんが知り合いからきれいなゴミ箱を譲り受けた。私が作った今のゴミ箱は自分の手で始末することを皆さんに告げていたが、猛暑と長雨で延び延びになっていた。

　今日は予報通り前線が南に下がったため、午後から天気が回復して来た。これも明日の午前中まででまた木曜日ぐらいまでは天気が崩れるという。気温も30℃に達していないので撤去するのは今日しかないと昼食後取りかかった。7割がた崩した頃、音を聞きつけてNさん、Oさん、Mさんも加わり作業がはかどった。皆さん長雨に閉じ込められていてウンザリしていたのかよくしゃべった。

　　壊すことに夢中で、beforeの写真を撮ることは吹っ飛んでいた。新しいゴミ箱の横の２つのゴミ袋が防球ネットや雑草、カバーなど。机の枠、パイプは1m以内の長さに切って1.5m未満のひもでくくり、9月の不燃粗大ごみに出すため我が家のガレージに。切断の作業が一番汗をかいた。


　ともあれ、雨の合間を有効に使うことができた。