素浪人旅日記

2009年3月31日に35年の教師生活を終え、無職の身となって歩む毎日の中で、心に浮かぶさまざまなことを綴っていきたい。

シダの生命力を感じる

2021年08月07日 | 日記
 昨年の夏、「高齢になったので栽培している鉢を処分したいので、良かったら引き取ってもらえないか」と知人から連絡があった。コロナ禍の中、断捨離を始めたそうだ。たくさん育てられている中で、私が一番気に入ったのがトキワシノブの2つの鉢であった。今、玄関に飾って毎日楽しんでいる。
  この時、シダ類の構造について初めて知った。葉と茎だと思っていたところが全部葉で、根だと思っていた部分が茎だった。茎がグルグル巻きになったものと山に見立てた大きな石に茎をぐるぐる巻きつけてあると教えられた。
 冬の時期、葉が茶色くなってほとんどなくなってしまいあせったが、休眠するのだと言われじっと待つことにした。春が過ぎるとどんどん葉が出てきて大きくなっていった。そのたくましさに感心している。

 4億年以上前から地球に生きる植物だけのことはある。. 交配を繰り返し仲間を増やしながら生きてきたため、現代も数多くの種類があるという。. シダは恐竜が生まれるより前から現代まで生命活動を続けてきたかと思うと違った感じで見える。




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