素浪人旅日記

2009年3月31日に35年の教師生活を終え、無職の身となって歩む毎日の中で、心に浮かぶさまざまなことを綴っていきたい。

「退職を祝う会」

2013年06月08日 | 日記
 新任で一緒に赴任したHさんの退職を祝う会があった。生徒増の時期で毎年のように枚方市では新設校ができていった。必然的に新採用の数が多かった。新設校でスタートした村野中学校でも28人の教職員のうち私を含め6人が新任であった。今日の祝う会は村野中から分離して桜丘中に移動した人たちが中心になって呼びかけられたものだが、同期のよしみで私も参加させてもらった。
 職員構成も30代後半と20代が半々とふたこぶラクダであった。当時、新任の無鉄砲な実践をハラハラと見つめ助言してくださった先生方は80歳前後になられている。近況を聞かせてもらったが元気そのものである。

 同窓会に行くといつも思う「外見に変化はあっても中身はそうそう変わらない」は今回の集まりでも再認識した。特に、私は分離で桜丘中ではなく二中へ移ったのでゆっくりひざを交えて話をするのは30年ぶりという方が大半であった。

 過去よりも、今と未来指向の話が多く、「70過ぎたら年齢は関係ない」ということも再認識した。

 せめて、平均年齢までは健康で元気に生きていきましょう。ということでオチがついた。

 近頃は自転車の取り締まりが強化されているので歩いて帰った。私を追い抜いていった無灯火の2人乗りの若者がきっちり取り締まられていた。野中の一本道で網を張っているとは思いも寄らなかった。「若い警官二人には深夜までご苦労様。ふてくされている若者二人にはお気の毒様」と心で呼びかけつつ通り過ぎた。きっちり1時間30分で家に到着。すっかり酔いもさめていた。
コメント (1)
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